No.139 言葉にならない声を聴く
Sep
7
コーチングスキルの維持・向上のための場づくりとして
月に1度、青森のコーチ仲間で勉強会を行っています。
スキルアップというよりも、気軽に話せる「場」をつくるところに本質があります。
今月のテーマは
コーチングはどんな時に必要か?
でした。
一般的にコーチングは、目標達成のためのツールと言われています。
・管理職になり、部下の能力や可能性を伸ばしたい時
・リーダー職、中間管理職の時、尊敬できる上司のようになりたいと思った時
・世代間ギャップを克服し、コミュニケーションを円滑にしたい時
・自分の人生をより豊かにしたいと思った時
いろいろあると思います。
私自身、コーチングを学んで『人生が変わった』と感じる一人ですが、
これまでの人生の中で、いつ「必要性」を感じたか、振り返ってみると
自分の人生に希望が持てず、どうしていいかわからない時
だったかなと思います。
私は幼少時から親との関係や、学校でのコミュニケーションに課題感があり
悩みがあっても、
誰にも相談できない。どう相談していいかわからない。
という10代を過ごしてきました。
そんな時に、アルバイトの同期である4つ年上の男性が
「なんでも言え!」「全部言え!」
「何時間でも聴いてやるから」
そういう関わりをしてくれたのです。
彼は、私の、
「言いたいけど言えない」
「言葉にできない」
「なんて言っていいかわからない」
を感じ取ってくれていました。
私がうまく言葉にできず、
「もういいじゃん!放っておいてよ!!」
と、泣いてもキレても
私が感情を出すことを歓迎してくれたのです。
親にも誰にも、
そんな風に自分の感情を言葉に乗せてぶつけた経験がなかったので
その経験がどれだけ当時の私を安心させ
今の私を支えてくれているかわかりません。(あ・・・書きながら涙が・・・)
彼は当時24歳くらい。
彼はコーチングを学んでいたわけではないですが
今でも彼が私のコーチとしてのロールモデルであり、
私がコーチをやっている原点が、彼が私にしてくれたこの関わりです。
相手を真正面から信じ、向き合い、話を聴き
究極的な承認・赦しを与えられる人
それが『コーチ』であると思っています。
コーチングのスキルを身に付けた人は、
相手の「言葉にならない声」に耳を傾け、
それを「言葉」にするのをサポートしてくれます。
あなたの目の前にいる人は、
言葉にできないオモイを抱えていないでしょうか
「どうせ言っても仕方がない」
「否定されるかもしれない」
「相手を困らせてしまうかもしれない」
と、言葉にするのをためらってはいないでしょうか。
あなたが「聴く力」を身に付けることで
その人はありのままの自分を承認し、前を向いて行動しはじめます。
コーチにならなくても結構です。
ぜひ「聴く力」を身に付けてください。
私はあの時、話を聴いてもらったことで生きる活力を得ました。
感謝してもしきれないのです。
どうしていいかわからない時、話を聴いてもらったこの体験は、
私の生涯忘れ得ない、人生の宝物になっています。
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