私にはもうすぐ3歳になる娘が一人います。
娘は大変子供らしい活発な気質で、
いつもニコニコと笑顔でいることが多く、
ありがたいことに、すくすくのびのびと成長してくれています^^
(本当に本当にめんこい<親バカ。笑)
私がプロコーチをしてて、
日頃よりよいコミュニケーションや関係づくりについて
発進しているからだと思うのですが
子育てがうまいのね
と言われることがよくあります。
もちろん誉め言葉として言ってくださっているのはよく伝わっています。
しかし、ひねくれものの私は一度考えてみます。
「子育てがうまい」とはどのようなことなのだろう?
うまいがあるのなら、下手もあるのだろうか。
もちろん私にも、子育てに対する様々な悩みや苦労はあります。
そこは各ご家庭において、悩みの多い少ない、浅い深いは比較できるものではありません。
けれど、私が子育てにおいて
「あぁ、コーチングを学んでいてよかった」
と思うことも多々あります。
そもそも私は、コミュニケーションに苦手意識があったから
それをなんとかしたくてコーチングを学んだのです。
子育てに役立っていること3選をお伝えしたいと思います。
1.課題の分離について考えることができる
私は、コントロールできることと、できないことがあることを知っています。
想像力を働かせることと、理解できること別なのです。
赤ちゃんが泣いている理由について、いくら考えてもアレコレ試してもわからないことがあります。
娘は泣きや癇癪が大きく、途方に暮れることも多くありましたが、
「全っ然わかんないけど、何かご不満なのね」
「すいませんね~、赤ちゃん語がわからないのよ~」
と、娘が泣いていることについて、「赤ちゃんが泣いている」という事実があるだけで
「泣かせている」と思わなかったことは、
私の精神状態を保つことにカナリ役立っていました。
2.「なんのために」を考えたり話し合うことができる
人を一人育てる、ということは責任はもちろんのこと、
一人でも大変。2人でも大変なこと。
前記で自分自身のご機嫌を取ることは上手にできていたとは書きましたが、
それでも、命への責任の重さに、特に夫に対して
バキューンとオブラートに包み忘れた言葉が飛ぶこともあります。
けれど、今自分がしている行動や、言動、関係性のあり方について
「本当はどうしたいんだろう」
「どんな家族でありたいんだろう」
「これは八つ当たり的な、一過性の気持ちだろうか」
「これをしてしまった場合、どんな影響が出るだろうか」
「夫は今何を考えているだろうか。幸せだろうか。夫はどうだろうか」
そんな風に、未来のことを意識しつつ、多視点から
「今の自分が、一番最適だと思える、納得のできる行動」をとるのにとても役立っています。
言葉や行動をする前に、一度立ち止まることができるようになりました。
やってしまったことでも、後で素直に謝ることもできます。
一方的に伝えるだけでなく、夫の意見も聴き、二人で結論を出したいのです。
3.試行錯誤することができる
何かをやれば、そこには成功か学習がある。
いいとか悪いとかではなく、そこから発見したことを次にどう活かすか。
やったことから、またはやらなかったことから何を学べたのか。
またダメだった。じゃあどうしたらいいのよ!!
と自分を責めるのではなく、
「なるほど。じゃあ次はどうしようか」
と「悩む」のではなく、「考える」ことができるようになったこともまた大きい。
SNSなどで諸先輩方の経験を糧に
「その手もあったか!」といろいろと試すことができる時代でもあります。
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いかがでしたでしょうか。
正直私は、あまり「育てている」という感覚はないのです。
保育園しかり、家族や友人たち、いろいろな人に助けていただいて
なんとか今日も娘の命を繋ぐことができている、そんな毎日なんです。
あえて言えば、「頼ることができる」というの得たことです。
娘ができること。親ができること。他人だからこそできること。
それぞれあります。全部は無理です。
植物が育つのにも、日光や土、水が必要なように、
いろいろなことが複合的に「育つ」ことができているのだと思います。
だから私は、
「子育てがうまい」のではなく、
「引き出しが多い」のだと理解しています。
世の中いろんな人がいます。
もし「引き出しを増やしたい」と思ったら、コーチングを学んでみるのをオススメします。