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現代詩の小箱 北野丘ワールド

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壁に私の詩が
黒で大きく書かれていた
昔の職場の、詩には無縁のはずの
しかし40歳過ぎても
髪を金髪に染めるあなたが
私の詩を手直しするという

それは行の冒頭を赤で彩色し
最終の一連を縄跳びさせる
そんな動く筆だった
私は驚き、詩に動きがでるねと感心し
しかしプライドが
これ以上手をいれるとうるさいねと言わせた

いつのまにか壁は
若者たちが集まり
自由な筆で塗り替えられ
私の詩は消され
カラフルな色が奏でる
アートの様相を帯びていった
わたしも太い筆で青をいっしんに塗り
髪も青にまみれていった
金髪のはずの彼女も髪が青に濡れていた
そして、いつもこうするのと
いきなり歯を黒い墨で塗りだした
それを見た私は、堰を切って
私にも! といった

拒絶の赤が
情熱の赤と同じだと気づいた時
指を髪を服を汚す絵の具が許せた
花のように拒絶してみたい
あなたを赤で


#感情

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bokushi
Commented by bokushi
Posted at 2020-05-16 18:33

詩が好きです!
投稿を楽しみにしていますー

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キューちゃん
Commented by キューちゃん
Posted at 2020-05-16 18:40

bokushiさん コメントありがとうございます。今朝、詩から絵画に変化する不思議な夢を見て、がバッと起きて、そのまま夢の詩をかきました。久しぶりです。紙媒体の同人誌「感情」に掲載しようかと思っているところです。まあまあの出来です。読んでいただけたら嬉しいです

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