< 「カフェモロゾフ」(画像:モロゾフ) >
洋菓子大手のモロゾフ(神戸市東灘区)は4月17日、シンガポールに喫茶店「カフェモロゾフ」を開店します。海外は16店目で、唯一のカフェ業態となります。同社は近年、海外出店を加速させており、今後もアジアでのカフェ出店の検討を進めます。
「カフェモロゾフ」は、シンガポールのチャンギ国際空港に隣接する複合商業施設 「ジュエル」 内で開業。メニューは日本とほぼ同じカスタードプリンやワッフルなどですが、店内でプリンを焼き、アルコールも販売します。同国にはすでに贈答用焼き菓子などの販売店2店があります。
モロゾフは1984年、香港を皮切りに海外に進出。2016年10月には香港で日本の菓子の販売店を運営する「VISUAL HONG KONG」を完全子会社化し、2017年4月に社内に国際部を新設するなど、海外展開を強化しています。
現在の海外店はすべて洋菓子販売店で、台湾、マカオ、タイ、カンボジアなどアジアを中心に7カ国・地域に設置しています。
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