再生可能エネルギーの実現に向けて
Apr
23
風力発電機は、ちょうど良い風が吹いているときにしか発電しない。
これと電力需要は、全くリンクしない。
したがって、それをバックアップするため、火力などの安定した発電施設が必要になる。
あてにならない電力は捨てるしかない。
屋根の上の太陽光パネルで発電して、高額で売電された電力は、あてにもされていないので捨てられる。
その高額の買い取り料金を支払うのは、太陽光パネルを設置していない家とマンションに住む人たちだ。
再生可能エネルギーの現状は、「迷惑千万!」ということになる。
さて、これを有効に利用する解決策は、電力の貯蔵技術だ。
大規模な再生可能エネルギーを実用化するためには、大規模な蓄電技術が必要となる。
その方法には、高性能な電池も考えられるが、揚水発電も効率がいい。
これは、電力に余裕のある時間帯に高い場所の貯水池に水を送り、電力が必要な時に水力発電をする仕組みだ。
地形的条件が必要となるが、今後はこういった小規模水力発電が多くなることは間違いない。
家庭用では太陽光発電の余剰電力で水を水素分解して水素を蓄え、必要な時は燃料電池により発電するという方法がある。
できた水素をどのように液化圧縮するかなど、まだまだ問題はあるものの、僕にはこれが美しく見える。
我が隠れ家でも、エネファームなどの燃料電池方式を実験する予定ではあるが、天然ガスを利用するこの方式では、発電の制限(お湯タンクがいっぱいならば発電しない)があり、完全な効率は得られないようだ。
小規模ではあるがハイブリッドカーやEVのバッテリーへの蓄えも可能だが、EVから電力を供給する場合、「肝心な時に自動車が充電されていない」などと言うような問題も発生する。
<参考>
上矢作風力発電所
Posted at 2012-04-24 01:51
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Posted at 2012-04-24 16:29
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Posted at 2012-04-24 09:46
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Posted at 2012-04-25 00:22
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Posted at 2012-04-25 00:27
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Posted at 2012-04-25 05:40
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