不良の時間
Sep
14
GM最大のCrate EngineであるZZ572(9400cc)。
そのエンジンを搭載しているのが、1969年製の僕のコルベットだ。
気温が下がり、いい季節になってきた。
このマシンのステアリングを握るのは、半年振り。
ロールゲージで囲まれた室内に潜り込み、バケットシートに身を沈め、F1用の6点式シートベルトで自らを固定する。
もともと狭いフロントウインドウは、巨大なエンジンを収めるために盛り上がったボンネットにより狭められ、さらに閉塞感を感じる。
右手にリッチモンドの5速ミッション。
目前にはずらりと並ぶ12個のメーター類。
強烈な緊張感と熱風とガソリン臭に包まれながら、620hpの圧倒的なパワーと非現実的な加速をコントロールする。
いつものM6とは異種の存在ではあるが、この作品は一つの方向性を極めている。
WESTのチームが作り上げた芸術作品だ。
SEMA SHOWに持って行けるレベルは、案外近いかもしれない。
Posted at 2008-09-14 17:59
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Posted at 2008-09-16 04:59
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