不安を助長する原発のニュースに憤り
Mar
13
不安を煽っているだけ。
結果の出ない解説、問題無い数値なのか問題のある数値なのかもわからない。
アナウンサーもダメだ少し勉強してくれ。
被曝と汚染を混同しているし、
あの人たちは本当に学者さんなんだろうか?と思える発言ばかり。
私は原発には全く関係ありませんが、
職業柄、放射線従事者として職業被曝を伴う仕事をしています。
ここで言われている被曝とは外部被曝、
放射線が体に当たったということ。
(原爆の場合は被爆と書き区別されています)
汚染としては、放射線を出す放射能が体に付着しただけ(体外汚染)
内部被曝は口や鼻から体内に入り込んだこと。(体内汚染)
今日報道されている
放射線量は1557.5μSv/hr
普通なら1.56mSv/hrではないでしょうか?
なぜ数字が大きくなる方向で発表するのか?
今も20とか50μSv/hだって・・・
全く問題ないレベルです。
この数値はその場所にずっととどまった時に受ける一時間当たりの被曝線量です。
1557.5μSv/hrの場所に居れば1557.5μSv被曝したことになります。
では、一般的な被曝線量を調べてみました。
ブラジルのガラバリは年間10mSv(10000μSv)/年
胸部CTは7.910mSv(7910μSv)/回
胃のX線0.610mSv(610μSv)/回
赤道付近は宇宙からの放射線が多いですし、
温泉などはラジウムやラジウムから生まれるラドンなどの
天然の放射性物質が沢山あります。
・・・放射線の比較的高い地域の癌の発生率は低いそうです。
なので、薬などと同じで多すぎると毒ですが、少なければ健康にも良いのです。
岩盤浴やラドン温泉は放射線のご利益を受けるものです。
<法令で定められている線量当量限度>
線量当量限度 職業被曝 公衆被曝
全身の線量当量限度 50mSv/年 1mSv/年
眼の水晶体の 〃 150mSv/年
皮膚の 〃 500mSv/年
その他の組織の 〃 500mSv/年
妊娠可能な女子の腹部の〃 13mSv/3カ月
妊娠中の女子の腹部の 〃 10mSv/妊娠中
すべてmSvで表示されています。
μSvは1000倍となりますので、50mSv/年は50000μSvとなります。
また、医療で受けた被曝線量は無視することになっいます。
JCOの時は原子炉でない容器で
臨界状態となり中性子がどんどん出ていましたが、
今回は原子炉は停止し核分裂は止まっているので、
水素爆発や冷やせないのは怖いですが、
チェルノブイリのようなことはありえないと思います。
事態が早く解決され
避難されている人たちが早く普通の生活に戻れるよう祈ります。
輪番停電のための対応を昨日の夜中しましたが、
とりあえずなくて良かったです。
電気が止まるとダメになってしまうものもあるので、
引き続き節電に努めましょう!!
ガソリンもみんな一気にスタンドへ入れに行ったので無いみたいです。
この辺は殆ど被害がなかったので、
数日で元に戻ると思いますが、少し異常な状態。
こんな時は無理して動かない方が良いと思います。
近くの人は自転車を活用しましょう!!