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posted 2011-06-02 05:26
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
国鉄時代からの「夜行列車」も次々と廃止されてきていますが、著者は、週末の金曜日の夜に旅立ち、月曜日の朝に戻るという紀行文が、丁寧に綴られています。 本社は、冒頭で述べた『週末夜汽車紀行』と、平日の仕事帰りに訪れることのできる7路線をまとめた『七つの鉄道旅行』の2章での構成です。 学生時代、わたしも太...
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posted 2011-05-31 03:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
著者のデビュー作品は、2007年に『このミステリーがすごい!』大賞受賞作の『禁断のパンダ』です。神戸の料理店が舞台のミステリーで、料理の描写が圧巻でした。 岐阜県生まれですが、大阪の有名調理師学校卒業で、神戸のフランス料理店に就職した経験がとても生かされた内容でした。 私の記憶に間違いがなければ、神...
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posted 2011-05-27 05:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
山口組を引退し、天台宗系の寺院で得度して<忠叡>となった武闘派組織「後藤組」の元組長の回想的自叙伝です。 育った静岡県富士宮市での愚連隊時代から語られ、本山のある創価学会の<池田大作>との裏話、山口組直参となるまでの経緯、「風の会」代表だった<野村秋介>との思い出、政界とのつながりなど、赤裸々に語ら...
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posted 2011-05-25 05:25
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
ANA月刊機内誌の『翼の王国』に、2007年4月~2008年3月に掲載された12話の短篇と、2008年5月~2008年9月に掲載されたエッセイ6篇が納められています。 飛行機会社の機内誌ですので、飛行機にまつわる内容の短篇が中心となり、それぞれの登場人物たちが、飛行機や旅に関する思い出を紡ぎ出してい...
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posted 2011-05-23 19:05
四季織々〜景望綴
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keimi
「離さない。絶対に離さない。もう二度と、行かせたりしない」赦しと救いを描く慟哭の物語。 あの人に逢いたい、もう一度――。ここから人の世が尽き、山が始まる。そんな境界(臨界)の家に暮らす老夫婦の元へ、ある日一人の娘が辿り着いた。山に消えた少年を追っていると言うが……。狂おしい思いにとらわれ、呼ばれるよ...
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posted 2011-05-22 05:32
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
2年振りに、前作の 『ピザマンの事件簿』 に続くシリーズ2巻目が発行されていました。 前作と同様、主人公はピザハウス『カーロ』で夜間の配達係をしながら、昼間は本来の大工仕事をこなしている<テリー・サルツ>です。 前作で、離婚(中?)の妻<メリールー>が、よりを戻そうと夫<テリー>の近くに引っ越してく...
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posted 2011-05-18 05:31
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
冒頭の「はじがき」から「あとがき」まで、息をも付かせぬ緊張感で最後まで一気に読ませてしまう構成でした。 小学校5年生の<森沢藤子>は、教室内でいじめが横行する中、クラスの男子<K>から逃れようとして遮断機が下りている踏切を渡ろうとするのですが、追いかけてきた<K>は運悪く電車にはねられ死んでしまいま...
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posted 2011-05-16 05:26
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
主人公は警視庁捜査一課の主任警部補<羽賀亮>ですが、鳶職や家屋解体業として、今は母親が社長を務める堅気の「羽賀組」の4代目ということで、「組長刑事(デカ)」と呼ばれています。 <羽賀>の会社兼自宅に狙撃があり、2年前に逮捕した事件を組んだ刑事<城所等>が頭に銃弾を受け、昏睡状態に陥ってしまいます。 ...
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posted 2011-05-15 05:31
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
副題に「耳袋秘話」と付く、殺人事件シリーズです。 主人公は南町奉行所の奉行<根岸肥前守鎮衛>で62歳、市中の情報は知らないモノはないというところから「大耳」と呼ばれ、裏稼業の世界では肩に赤鬼の入れ墨を入れていることにより「赤鬼」と呼ばれています。 物語は祝言の日に花嫁が消え、その花嫁の着物を着て狐の...
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posted 2011-05-13 05:31
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
映画好きの人にはまず読んでいただきたい、と言うよりは、読まなければいけない感動の一冊でした。 映画に対する登場人物たちの真摯な言葉や姿勢に涙する場面が多々あり、ひとつのことに情熱を燃やすことの素晴らしさを教えてくれています。 39歳で独身の<歩>は、17年勤めていた開発会社の課長職を捨て辞職、折しも...