English日本語

Hashtag Search

Search results for "#詩"
  • 詩には ギターもなく ドラムもなく ベースもなく 裸で素を晒している ノリの悪いジャンルを やっているのは 自己満だけじゃないし それにピエロを 気取っているわけじゃない このひとりが めちゃカッコいいからさ 詩にはひとりの度胸が試される...
  • 向こう側に

    あなたは強くて 負けないひとだった だけど弱音を吐くことを知らず 疲れてしまったのね 今は遠くを見ているばかりで あなたは誰になってしまったの それともずっと芝居をしていたの ねえ答えてよ 海の向こうに何を見ているの 私はとなりにいるよ ずっとずっとあなたを見ているから わかったことがあるの 私は弱...
  • だったの涙

    だったの涙 さよなら そんな言葉は知らない だって聞きたくないんだから いつの日か そんな言葉は辛すぎてしまう 会えないのだから 歌うひとだったから 私は勇気もらえた だから言いたいことがあるんだ 泣かないで そんな言葉は言わないで もっと涙がこぼれてしまうから ありがとう その言葉は私に言わせてよ...
  • #驀地(まっしぐら)

    へとへとになるまで働き 今日という日を詩にして 死んだように寝れる幸せ こんなラッキーを 有難くいただいて歳をとる ひとの顔色も自分の顔色も気にせず 大切だと思う一本道を歩き 時には走って息が切れ躓いて怪我をしても この身体で進める喜びと大きな空 今日も行く明日も行く明後日も行く...
  • #詩書き

    惑わされてはいけない 自分の景色を他人の色に染めてはいけない 表現することは評価を得ようとすることでなく 自分の中にある間違いのない言葉を探し ひとつの感性を露骨に複写していくことだ 誰でもいい自分なら自分は誰でもいいのだから 人間も社会も宇宙も捨ててただ自分が書くために...
  • 鬼ごっこ

    霧の森にいる 突然、彼女は鬼ごっこをしようと言った 足の遅い僕はすぐに捕まってしまう だから鬼をやることにした くすくす笑いながら彼女は逃げてゆく 息を切らし頑張ってみるが 触れることはできないようだ うつむき息を整え顔を上げたら 彼女は視界から消えていた 目先の小枝が揺れている 気配は遠くへ行って...
  • 雪解け

    さらさら重なり ここはどこのあそこ 光は私に反射すればするほど ここはどこのあそこ 静けさに耳を傾けてみると 未知に身体をピクリとさせては 白い呼吸の詩に変えてゆく この静けさは誰が聴く この冷たい切なさは誰が聴く ひとりの景色は 便りの種になり春を待つ たらたら解ける ここはどこのあそこ 雨は自分...
  • #初めて

    思ったより 細くて柔らかい腕に 君を守ってあげなくては と、気づいた気持ちに 僕は驚いています 恋とは違う感情があって 鏡を覗いて見ても まだ僕の顔は頼りなく 愛という言葉は映りません だけど 僕の心より君という初めてに 生きる意味を知りました...
  • #塩詩

    砂糖入れる? わたし 甘党だから三杯で 新築祝いに来てくれた 友だちにコーヒーを入れた どうぞ ブッファッーーー とゴジラが火を吐くように コーヒーが飛んだ どうしたの? と訊くとコーヒーカップを渡された そして私も コーヒーをおもっきり吹き出した ………汚れた新築祝いに笑う...
  • #110番詩

    息子と公園で遊んでいた 公園内をスクーターで乗り回すヤンキー ひとりのお父さんがそのヤンキーに近寄る ヤンキーの足をはらい倒す このお父さん どんだけケンカしてきたんだろう 百戦錬磨の強さだった 110番され ヤンキーは逃げ お巡りさんに囲まれるお父さん ヤンキーを追いかけろよ...
  1. 24
  2. 25
  3. 26
  4. 27
  5. 28
  6. 29
  7. 30
  8. 31
  9. 32
  10. 33

Page 29/318