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posted 2020-09-20 05:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
<宮部みゆき>の『小暮写真館』は、2010年に講談社が企画しました「創業100周年記念出版描き下ろし100冊」の中の一冊として同年5月15日に単行本(720ページ)で刊行され、2013年10月16日に文庫本(上・下)として発行されています。 (上巻)には、二話が納められており、第一話は、タイトルにも...
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posted 2020-09-17 05:05
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ファルコン
<宮部みゆき>の作家生活30周年記念作品 『この世の春(上)』 ・ 『この世の春(中)』 に続く、いよいよ最終巻の『この世の春(下)』です。 元藩主「重興」の病状が、幼少のころの父とそのそばめの女と関係があると考えた藩医「白田」たちはその時代を知る江戸下屋敷の責任者であった「岩井一之助」と「重興」の...
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posted 2020-09-13 04:05
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ファルコン
<宮部みゆき>の作家生活30周年記念作品 『この世の春(上)』 に続く『この世の春(中)』です。 奇異な精神状態で下野二万石の六代目藩主「北見重興」は、押込(強制隠居)させられ、別荘地である「五香苑」の座敷牢に蟄居させられ、藩医「白田登」や「各務多紀」たちの看病が始まります。 「重興」の病状が出出し...
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posted 2020-09-10 04:05
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本書『この世の春』は、著者<宮部みゆき>の作家生活30周年を記念した作品で、江戸時代を舞台とした時代小説として、2017年(平成29年)8月に(上・下)2巻として刊行され、2019年(令和元年)12月1日に(上・中・下)の3分冊として文庫本化されています。 宝永7年の5月、長尾村の元下野北見藩・作事...
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posted 2020-09-08 05:05
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<堂場瞬一>による本書)『ランニング・ワイルド』は、2017年8月、文藝春秋社から単行本が刊行され、2020年7月10日に文庫本で発行されています。数ある著者の得意分野であるスポーツ分野を扱った作品です。 瀬戸内とびしま海道での「アドベンチャーレース」に一組4名のチームとして参加した警視庁機動隊勤務...
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posted 2020-09-05 05:08
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現在、全国の映画館で遺作となりました 『海辺の映画館ーキネマの玉手箱』 が公開中ですが、<大林宣彦>監督を特集する『ユリイカ2020年9月臨時増刊号 総特集 大林宣彦』(1980円)が、(青土社)より発売されています。 本書では、 4月10日に死去した<大林宣彦> を追悼してその軌跡をたどる特集を展...
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posted 2020-09-03 05:08
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本書『骨を弔う』は、2018年6月に単行本として刊行され、2020年6月10日に文庫本が発行されています。 著者<宇佐美まこと>の作品として初めて手にしましたが、ち密な物語の構成と作品中にたびたび登場する著者名<宇佐美まこと>が物語の伏線に使われているというサービス精神に圧倒されました。 物語は、四...
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posted 2020-08-31 05:08
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本書『悪寒』は、2017年7月集英社より単行本として刊行され、2019年8月に文庫化されています。 東京本社の大手製薬会社に勤めていた「藤井賢一」は、上司が起こした政治家へのリベート問題で責任を取らされる形で、系列の山形県酒田市にある置き薬販売店の支店に飛ばされてしまいます。 いずれ上司の言葉通り本...
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posted 2020-08-27 05:08
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本書)『捌き屋 行って来い』は 『捌き屋』 に始まるシリーズとして、9作目になるようですが、久しぶりに手にしました。 「捌き屋」とは、後ろ盾もなく組織にも属さず、一匹狼の裏稼業で、ゼネコンの建設工事の受注を巡る企業交渉人を指しています。 大きな仕事で一段落している捌き屋「鶴谷康」に盟友 花房組の「白...
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posted 2020-08-24 05:08
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ファルコン
本書『十三階の神(メシア)』は、すでに2018年7月に単行本として刊行されていますが、警視庁公安部特別諜報員「黒江律子」を主人公とする 「十三階の女』 の続編になります。 国家を守るためには、非合法な操作も体を提供することも厭わない女捜査員「黒江律子」の所属する公安部5人の秘密組織は警視庁の13階に...