-
posted 2020-06-16 04:06
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
社会学者、映画批評家<宮台真司>、兵庫教育大学大学院学校教育研究科准教授<永田夏来>、音楽研究家<かがりはるき>の共著として『音楽が聴けなくなる日」(2020年5月15日)が(集英社新書)として刊行されています。 過去には、同タイトルで2020年6月11日に83歳で亡くなられた<服部 克久>氏も『音...
-
posted 2020-06-11 04:06
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
いまどき「貸本屋」があるのかなと興味を引いた<桔梗楓>のタイトル『京都北嵯峨シニガミ貸本屋』(2020年5月17日刊)です。わたしが子供のの頃、生家に近い神戸市兵庫区下三条町にありました貸本屋「山田書店」さんには漫画本を含めてよくお世話になりました。いまだ古書店として営業されているのでしょうか、懐か...
-
posted 2020-06-09 04:06
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
バー好きで、歴史に興味もあり、著者<鯨統一郎>の 『ニナイカナイの語り部』 や 『哲学探偵』 などが気に入っていましたので、本書『歴史はバーで作られる』を手にしてみましたが、正直。期待外れの内容でした。タイトルを皮肉るわけではありませんが、酒の場の雑学ネタとしてはいいのでしょうが、構えて読む一冊の書...
-
posted 2020-06-07 04:06
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
本書『花の鎖』の単行本は2011年3月に刊行、文庫本としては2013年9月10日に発行されています。 趣味の「登山」経験を生かした 『山女日記』 が単行本として2014年7月10日に刊行される前に、本書も「登山」を伏線として大きな意味を持つ構成でした。やはり、同一著者の作品は時系列に読むのが、いいよ...
-
posted 2020-06-05 04:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
本書『銀の猫』は、「文藝春秋」より、単行本として2017年1月に刊行され、2020年3月10日に文庫本となっています。 <朝井まかて>は、江戸の庭師一家を扱った『ちゃんちゃら』を読み始めとして、江戸時代を舞台とするお気に入りの作家のひとりで、江戸の青物問屋を舞台とする『すかたん』・植物学者<シーボル...
-
posted 2020-06-02 04:02
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
〈東京バンドワゴン〉シリーズも、『ラブ・ミー・テンダー』 に次ぎ本書で十三作目の『ヘイ・ジュード 東京バンドワゴン』になりました。 前々作である 『ザ・ロング・アンド・ワインディングロード 東京バンドワゴン』 のすぐ何日か後からの堀田家の四季の出来事を追う一年が描かれています。 前作『ラブ・ミー・テ...
-
posted 2020-05-29 04:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
新聞広告で、「東京バンドワゴン」シリーズの第13作目『ヘイ・ジュード』の文庫本発行を知ったのですが、前回に11作目の 『ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード』 以後の12作目の本書を抜かしていることに気が付きましたので、遅まきながら13作目の『ヘイ・ジュード』と一緒に購入してきました。 さて、...
-
posted 2020-05-25 04:15
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
2014年9月に幻冬舎より単行本として刊行され、2017年(平成29年)8月5日に文庫本化されています<伊坂幸太郎>の『アイネクライムナハトムジーク』です。 本書は、6つの短篇が納められており、登場人物と時代背景の設定が変わってゆくのですが、それぞれの短篇の登場人物が密接にかかわりあってゆくという複...
-
posted 2020-05-23 04:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
最近、新聞・雑誌等のマスコミで名前を見かける著者の<三浦瑠麗>氏ですが、どうやらテレビ番組の『朝まで生テレビ!』(テレビ朝日)で人気を博しているようです。 経歴紹介では、1980年(昭和55年)神奈川県生まれ。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了、国際政治学者として各メディアで活躍されているよ...
-
posted 2020-05-21 04:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
<小杉健治>の弁護士「鶴見京介」を主人公とするシリーズも『生還』(2019年4月19日集英社文庫刊)に次いで、本書で11作目になりました。 表紙カバーのお遍路さんの姿とタイトル『結願』の通り、冒頭では、「鶴見」が高松弁護士界の「津野達夫」と一番札所に参拝、途中「無罪の神様」といわれた「浦松卓司」と遭...