今日、話題の映画「レ・ミゼラブル」を見てきました。
映画も久しぶりです。
外の空気はかなり冷たくクリスマス寒波を実感する中、
娘と映画館に向かいました・・・。
初回9:05からほとんど満席。
関心の高さを感じました。
映画と言えばこれがなかなか見応えがあり、
最後は若干涙ぐむ場面も・・・。
話はかのビクトル・ユゴーの名作。
全体がミュージカル仕立てですが、
話が重いので軽さはなかったですね。
ジャン・バルジャン役のヒュー・ジャックマンは頑張りましたねぇ・・・。
大熱演じゃないかな・・・。
最後ではほんと涙ぐんだね。
娘は泣いていた・・・。
ただ一つちょっと残念かなと思ったのが、
捕縛役のジャベール役のラッセル・クローがどうも優しいおじさんに見えて、
若干存在感が薄くなったことかな。
もう少し敵役として冷たく残忍で執拗な捕縛役の雰囲気が欲しかった。
原作ではそんな感じが強かったと思う。
前半の見せ場となる銀食器を教会から盗む場面では、
司教の役のコルム・ウィルキンソンが抜群の演技でいい味わいを出していた。
ほんの短い時間だったがこれは光ってた。
フォンテーヌ役のアン・ハサウェイが女工から売春婦に身を落としていく役柄を、
これまた実にリアル感を持って演じていて凄かったですね。
娘のコゼットをジャン・バルジャンに託して死んでいくんですが、
熱演でしたねぇ・・・。
コゼットを預かっている安宿の夫婦がコゼットに冷たい態度で、
小悪党らしい雰囲気を上手く演じていて、
なんか人間臭い滑稽さがあっていい味出していた。
ここから話は一気に10年後のパリに飛びます。
ここでトイレに行った人は一瞬なんだかわからなかったんじゃなかったかな・・・。
3時間の映画だから無理もないですが・・・。
成長したコゼット。
街には革命の熱気が渦巻いていて、
その中の若き闘士マリウスと恋に落ちる。
しかし、若き闘士を慕う娘がいて、
この役のサマンサ・バークスが短い出番の中で、
悲しみと切なさを全身で表していてちょっと泣けたなぁ・・・。
革命の中で若き闘士をかばって銃弾に倒れてしまうんですよね。
ここはもうちょっと軽めで終わってほしかった気がする・・・。
悲しすぎる雰囲気があった・・・。
この革命の銃撃戦の中では子供も撃たれて絶命。
この子がちょこまか動いて可愛かった。
大人の死体が並べられてる中に横たえられてる姿はちょっと残酷すぎないか・・・。
最後はコゼットとマリウスが残るんですが、
ここまで見てるとなんだか涙ぐんでしまいますね。
監督のこれでもかみたいなところがあるから揺さぶられてしまう・・・。
久しぶりに堪能出来る映画だった。
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