材料を購入してからしばらくたちましたが、中村さんの楽器製作は着々と進んでおり、表面板を1200番くらいの水ペーパーで磨きをかけて、平らになるように加工して今は、ネックと表面板とのつなぎ目に手がかかっているところだそうです。 ネックのかかとの部分(胴体とのつなぎめ)の工作は難しいと言っていました。このネックの付け根のところは楽器を見るときに必ず目がいくところで、ここの出来の良し悪しはかなり重要になってきます。ここを見れば製作家の腕の具合がだいたい分かります。
また、ここの部分の工作によって製作家の品格というものが現れてくるものです。
このかかとの部分の工作は難しいとちょっと顔をしかめていました。 横板の加工にも入っていて、横板の曲がりのカーブが不揃いうなのでそれをきちんと統一しなければならないということで、ベニア板を切り抜いてしっかりとした枠を作り、そこに横板をはめ込む作業をしているところです。
これもなかなか簡単にはいかない作業ということでまだ完全にはいっていないということです。 楽器製作についての研究も進んでいて、かなり細かいことまで調べているようです、聞いていることらも勉強になっています。今まで知らなかったことが多く驚いて聞いています。
とにかくまず音量の出る楽器が好きなので、そこを目指しているとのことです。 詳しくは製作日記を参照してください( ^^)=。
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