「奥穂高岳」登山日記(危険を越えて・・・。)
Sep
4
右手には「ジャンダルム」、
正面には「前穂高岳」が見えていた。「前穂高岳」までの道のりは「重太郎新道」といって、
「穂高岳山荘」を建築した今田重太郎氏の名前をつけられている。
河童橋から見える「吊り尾根」は、
ここの道のことだ。歩き始めると、
道は、それまでより一段と険しさを増してきた。岸壁を慎重に両手両足を使い支えながら歩く。
垂直の崖を岩を踏みながら下る。これまでとははっきり違う世界が待っていた。
写真で見ると、
とても危険で歩けないような世界だ。
こういう場所を歩いている時は、
無我夢中で何も感じていないのが実際だ。
怖いという気持ちはあるが、
引き返すことも出来ないので前進するしかない。
腹をすえてしまうと意外に恐怖はあまり感じない。
むしろ今、写真を見ているほうが、
よほど怖い気がする。穂高では時々滑落死亡事故が起こるが、
それもよく理解できる・・・。
自分がその当事者にならないように、
とにかく慎重に岩に足をかけて歩いていく・・・。1時間半ほどかけてようやく「前穂高岳」の近くまで到着。
「前穂高岳」の麓の唯一広がる、
「紀美子平」にはもう少しだ。
Posted at 2007-09-04 07:22
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Posted at 2007-09-04 07:25
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Posted at 2007-09-04 16:46
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Posted at 2007-09-04 15:12
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Posted at 2007-09-05 16:14
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