聖霊の九つの賜物 その1 9 Gifts Of Holy Spirit ①
May
16
1コリント12:6-14
働きにはいろいろの種類がありますが、神はすべての人の中ですべての働きをなさる同じ神です。7 しかし、みなの益となるために、おのおのに御霊の現れが与えられているのです。8 ある人には御霊によって知恵のことばが与えられ、ほかの人には同じ御霊にかなう知識のことばが与えられ、9 またある人には同じ御霊による信仰が与えられ、ある人には同一の御霊によって、いやしの賜物が与えられ、10 ある人には奇蹟を行う力、ある人には預言、ある人には霊を見分ける力、ある人には異言、ある人には異言を解き明かす力が与えられています。11 しかし同一の御霊がこれらすべてのことをなさるのであって、みこころのままに、おのおのにそれぞれの賜物を分け与えてくださるのです。ですから、ちょうど、からだが一つでも、それに多くの部分があり、からだの部分はたとい多くあっても、その全部が一つのからだであるように、キリストもそれと同様です。13 なぜなら、私たちはみな、ユダヤ人もギリシヤ人も、奴隷も自由人も、一つのからだとなるように、一つの御霊によってバプテスマを受け、そしてすべての者が一つの御霊を飲む者とされたからです。14 確かに、からだはただ一つの器官ではなく、多くの器官から成っています。
ハレルヤ、みなさんこんにちは。今日はペンテコステの日です。今年は、神様から大切なメッセージをこの時期にいただいています。特に、ペンテコステの意味について教会に語っていらっしゃいます。
毎週言いますが、ペンテコステは、イエス様の夢の実現でした。御父とイエス様がひとつであるように、イエス様と私たちが一つであり、私たち同志も一つとなること。それは、同じ御霊、聖霊の浸しを経験することによって実現しました。そして、キリストの体と呼ばれる教会が出来ました。
聖霊のバプテスマによって、開かれる超自然的な世界があります。聖霊様の与える賜物、超自然的な力にはどんなものがあるか、ということを先ほど読みました。
★ 聖霊の賜物の目的とは
V6-7 働きにはいろいろの種類がありますが、神はすべての人の中ですべての働きをなさる同じ神です。7 しかし、みなの益となるために、おのおのに御霊の現れが与えられているのです。And there are diversities of activities, but it is the same God who works all in all. 7 But the manifestation of the Spirit is given to each one for the profit of all:
聖霊のバプテスマは、私たちが一つとなるためでしたね。聖霊の賜物は、私たちキリストの教会、体に属するものたちの益となるために与えられています。
人それぞれに、働き方や与えられている賜物の傾向が違っていても、それは、教会のため、他の人のために与えられているのです。
「自分のため」ではありません。自分を含めた体のためなのです。私とあなたは、もはや別々の個体ではなく、共同体であり、互いに属しあっているのだということをここで覚えたいと思います。あなたの、益は、私の益。だから、私は、あなたの益のために捧げたいのです。
★ 互いに愛し合うために
賜物の言うものは、自分のためにあるのではなく、相手のために、誰かのために与えられています。考えてみてください。教会の中で、賜物が自由に与えられているとして、自分が、癒しが必要だ、または、知恵が必要だという時に、自分が自分に与えられている賜物を使って癒されり、立ち直ったりしたらいいのではないでしょうか。しかし、それが、神様の道ではないのです。先ほど読んだ1コリント12章の次の章13章では、愛について切々と書かれています。「賜物があっても愛がなければ意味がない」というのです。というのは、互いに仕えあい、愛し合うことが神のみこころであり、そのために賜物というものは、与えられているからです。
★ 真のコミュニティ、共同体とは
私たちは、アメリカに住んでいますから、ここの文化にとても感化されます。アメリカは、個別、個人主義です。共同体理解は、共同体にいくらお金をだしているからとか、自分たちのやりたいこととマッチしているからという、自分中心で共同体を作ります。
しかし、聖書の言う共同体とは、一つの体のようだというのです。手で、足、皮膚、肝臓、つめ、全てが互いにいたわりあってこそ、存在していけるというものなのです。あなたが痛みを持っていたら、体全体が痛むというものです。このキリストの共同体では、世の中とちがって「あなたが何ができるか」と言うことは、関係ないのです。あなたが体の一部であるからこそ、互いにいたわりあうのです。
鍵は、愛です。あなたが、体の一部である方の痛みを知るとき、共感し、愛によって、助けたいと思う、その時、神様は必ず、それに必要な賜物を与えてくださるものなのです。後でもう少し詳しく話します。
★ 聖霊の賜物の機能とは
ではどのようにして、こられの賜物が働くのかということを話したいと思います。
私が初めて聖霊のバプテスマを受けた時、劇的な違いがありました。霊、見えない世界の感覚が一気に開かれました。神様から、ビジョンや預言の言葉を次々に受け取りました。ある時には、教会のなになにさんのために祈りなさい、彼らにはこんな危険が迫っていると。。。そして、その通りのことが起きたりしました。
さて、聖書で読んだとおり、九つの賜物には、知恵のことば、知識のことば、信仰、いやし、奇蹟を行なう力、預言、霊を見分ける力、異言、異言を解き明かす力があります。その一つひとつの意味は、次のとおりです。
① 知恵のことば… 神様からの啓示。How を教えてくれる言葉。私たちが、いろいろな状況の中でどうしたらいいか分からない時に与えられる言葉。私の場合、もちろん、人をカウンセリングしている時に、こういう風に問題にアプローチしてはどうかとか、こういう風にアドバイスしてはどうか、という言葉がくる。一人ひとり、状況が同じ場合であっても、有効なアプローチは違う。クッキーカッターの様には物事は解決できない。神様が教えてくれる。また、知識の言葉が与えられるとき、それをどのように、相手に伝えたらいいか分からないとき、そのつど、神様に聞く。すると知恵の言葉が与えられる。
② 知識のことば… 神様からの啓示。What を教えてくれる言葉。知識の言葉とは、自分の知らないことを明らかにされる言葉。例えば、祈っている相手と神様しか知らないような言葉が与えられる。この言葉は、相手に伝える時に、時々注意が必要。時には、ストレートすぎて相手の気分を害することもある。しかし、神様が教えてくださるには、相手の益になるためですから、神様に知恵の言葉を求めます。
知識と知恵の言葉は、同じ祈りのセッションの中で与えられることが多い。また一緒に祈っている人に与えられることも、もちろんある。
③ 信仰… 救いにいたる信仰、神様を今私たちが信じている信仰と質の違う、はるかに大きい信仰。1993年に甲子園を貸しきってリバイバルミッションが開かれて多くの人が救われましたが、その言いだしっぺは、下条まきこ先生でした。先生が話し始めた時は、誰もが、どうやって。。まさかと思った話しでしたが、信仰の通り実現し多くの実を結びました。自分の現状や能力、信仰をはるかに超えた大きな信仰のことを指します。
④ いやし… 癒しの力、祈る時、語るとき、癒しが起きる。心の癒し。
⑤ 奇蹟を行なう力… 創造的な力が働き、無から有が生まれる力。食べ物を配っていると、その食べ物が無くならなかった。無かった目玉が出来た。虫歯が、癒しの祈りで、治療されて、金歯になった。死んだ人が蘇った。雨がやむ。降る。私の友達も集まって祈っていた時、宝石が降ってきたそうです。
時間がなくなってきたので、⑥から⑨は、次回に話します。ただ、大切なこと、一つだけお話しして終わります。
★ 必要に応じて与えられる
賜物は、違う人に違った形で与えられていますが、それは、誰かに仕えるためです。聖書のなかに次のような言葉があります。
エペソ4:7
しかし、私たちはひとりひとり、キリストの賜物の量りに従って恵みを与えられました。 But to each one of us grace was given according to the measure of Christ’s gift.
賜物は、英語では、Gift、すなわち、プレゼント、贈り物です。そして、それは、給料ではないのですから、私たちが稼ぐものでも代償でもありません。与え手の好意によります。
聖書、詩篇の中には、神様の私たちへの好意は、一生涯ものだとあります。私たちが神の子どもたちである限り、神様の好意は私たちの上に、キリストにあってあるのです。
また、エペソ4:7の通り、キリストの賜物の量りにしたがって恵みが与えられます。キリストの賜物の量りは、無限です。心配しなくてもいいのです。
プレゼントをもらうことは、そんなに難しいことではないのです。
神様に求めるなら与えられるのです。
神様に求めて、大いに互いに愛し合い、仕えあおうではありませんか。
ぼ
Posted at 2016-05-23 16:57
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Posted at 2016-05-23 17:05
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