ボランティア
Feb
12
3・11の大震災で、今も活動続けているボランティアの人々が、現地へ向かうバスへ乗車する光景がTVで報道されていた。
その光景を背景に、「利他」と言う言葉でコメントしていた。
「利他」
■久しく忘れていた言葉である。
「利他」改めて辞書を見た。
・自分を犠牲にしても他人の利益を図ること。
・仏 自己の善行の功徳によって他者を救済すること。
正しく「ボランティア」活動は「利他主義」である。
■さらに調べてみた。
「 利他主義 」
・自分を犠牲にしても他人の利益を図る態度・考え方。
・哲「altruism」他人の福祉の増進を道徳の基礎とする主義
愛他主義, 愛他心, 利他主義、利他的行為
■利他行動
自己には不利益になるが,集団内の他個体には利益を与えるような生物学的行動。
働きアリなどの社会行動を行う昆虫や、一部の鳥類などに見られる警戒音の発生など。
■「利他」の反語である。
「利己」「利己主義」「利己心」「利己的」「利己的遺伝子説」
この「利己」意味するものは、自分の利益だけを大事にし、他人のことは考えないことである。
人間の心には、遺伝子的に「利他」と「利己」が、共存しているとのことである。
■私は思う。
基本的には過去歴史的に見ても「戦争:利己」の反省も無く人類は戦争を繰り返している。
現在も主義主張の対立で繰り替えされている。
その繰り返しの過程の中で生じる悲劇によって「利他の心」がわずかに芽生える。
過去の日本に於ける資本主義は、親会社も下請けも孫請けも、共存共栄での精神であった。バブル崩壊後の資本主義は、価額競争の嵐に巻き込まれ、大手企業は海外に転出、下請け切り、派遣切り、失業、の競争原理主義となり、勝組と負組が明確になった。
かつて、松下幸之助が創出した企業理念「共存共栄」も完全に崩壊した。
資本主義に於いて「利他」を求めるつもりでは無いが、せめて、共存共栄の精神だけは残したいものである。
しかし日本の資本主義は、完全に「利己」に変貌した。
本来の資本主義とは「利己」で有るかも知らないが・・・?
阪神・淡路大震災と東北地方太平洋沖地震、多くのボランティアの人々によって「利他」の心を知ることができた。
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Posted at 2012-02-12 00:52
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Posted at 2012-02-12 13:01
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Posted at 2012-02-12 04:49
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