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今日から日航のマーク「鶴丸」が描かれた飛行機は飛ばなくなる。
JALという会社を世界の人々に知ってもらうために「日本」を代表する鳥、丹頂鶴をモチーフにデザインされ、1959年、鶴に「JAL」をあしらった「鶴丸」マークが日本航空の商標として制定された。
写真は、「鶴丸」マークがまわりに3箇所印判で描かれている覗猪口である。口径6.7cm、高さ5.4cm。なかなかちょうどよい大きさだ。 素地の感じは伊万里だが、どこのか判らない。時代は明治から大正くらいはありそうな気がする。
この「鶴丸」マークはいつ頃からあるのだろう。調べてみると面白いかもしれない。
古伊万里の染付龍文蓋付物入です。直径20cmあります。龍の絵が、蓋から側面に渡って描かれています。なかなか迫力があり、気に入っています。
時代はおそらく幕末から明治初期ではないかと思います。
何を入れていたのですかね。お新香とかちょっと日持ちするような食べ物を入れていたのでしょうか。
神奈川県立歴史博物館へ「横浜・東京 明治の輸出陶磁器」展を見てきました。そして、特別展記念講演会「明治時代の輸出陶磁器」を聞いて来ました。講演者は瀬戸市美術館学芸員 服部文孝さんでした。
内容は、いかにこの時期の近代陶磁が日本で評価されていなかったかということと、万国博覧会と輸出の関係について詳しく解説していただきました。そして、瀬戸の作品を中心に写真を見ながら解説をしていただきました。
1889年のパリ万国博覧会を飛ばしたのが、ちょっと気になったのですが、あえて質問はしませんでした。資料があまりないのですかね。
収穫は、私の持っている北川造のスープカップ(写真)も横浜絵付けであったということがわかりました。
講演後、歴史博物館の学芸員 佐々木さんにいくつか質問しました。歴史博物館には真葛は100点ほどあるそうです。最後に歴史博物館にある真葛の作品の図録を作ってくださいとお願いしたら、困ったような顔をしていました。
自分のところの収蔵作品の図録ぐらい作ってほしいな....本当に!
まあ、横浜焼の研究がんばってもらいたいものです。
薔薇文の釉下彩磁器2つです。
写真上はロイヤルコペンハーゲン、写真下はローゼンタールです。いずれもほぼ100年前に作られたものです。
薔薇文の釉下彩磁器はこの2つしか持っていません。よく考えると、薔薇文の釉下彩磁器は少ないですね。おそらく、薔薇の情熱的な赤を釉下彩では出すのは難しいからでしょう。
まあ、この淡い薔薇も悪くはないですが。
今日は、富岡製糸場へ行ってきました。
小学校や中学校のときの教科書でよく見ていましたが、訪れたのは初めてです。
なんと、鉄骨ではなく、木骨レンガ造です。上まで1本の通し柱です。明治5年築ですから、まだ、日本には鉄骨がなかったのですね。
建物は国の重要文化財です。
いま、世界遺産に登録しようとがんばっています。
登録されるといいですね。
紙で作ったサグラダ・ファミリア(聖家族教会)の完成模型です。なかなか良く出来ているでしょ。
私はこれを20世紀に3回見ていますが、21世紀になってからは行っていません。
最初に見たときは完成にあと100年かかると言われていましたが、最近、関連グッズの売り上げが良いのか2030年には完成するらしいです。じつは今年に入ってから聞いた話ではもっと早くできるそうです。
完成が見れる可能性が出てきたので、長生きしなければ!!!
犬山城へ行ってきました。昨年、彦根城を見に行きましたので、
これでやっと、4つの国宝のお城を制覇しました。
午前中は曇っていたのですが、午後から晴れて良かったです。
お城から見た木曽川の景色はとてもきれいでした。
櫻田さんにどこのお面か聞いてきました。
いずれも、バリ島のお面だそうです。
テレックやトペンなどの色を塗る前のお面だそうです。
なんとなく、伎楽のお面に似ていますよね。
面白いですね。きっとどこかで繋がっているのでしょうね。
写真上は、栗田美術館にある伊万里染付VOC欧字文芙蓉手皿です。栗田美術館のカタログによると寛文(1661-72年)に作られたものだそうです。31.5cmあります。
オランダ東印度会社の頭文字をとりVOCとし、見込中央にこの3文字マークをいれて、当時、注文により伊万里で製作し輸出していたようです。
1661年にバタビア発オランダ宛の手紙に出島より陶器71000個運んだとあり、更に総督は76000個の買付けを命じているという資料があるようで、これが1661-72年とした根拠と思われます。
さて、2番目の写真は、東京プリンスの美術骨董フェアで見つけた初期伊万里の染付VOC欧字文芙蓉手皿です。ご覧のように、生がけで、裏の高台も3番目の写真のように3分の一高台です。
東プリの報告でも書きましたが、初期伊万里のVOCマーク入りの芙蓉手皿など見たことがなかったので贋作だと思ったのですが、栗田美術館に同じものがあるというので、疑問に思いながら、写真を撮らせていただきました。
栗田美術館の皿は、カタログの写真だけでは、初期伊万里かどうかわかりませんでしたが、risukoさんがこのゴールデンウィークにわざわざ栗田美術館に行って確認してくださいました。
栗田美術館の皿は、生がけでなく、また、高台も1/3高台ではなく、初期伊万里ではないそうです。
ということで、疑問が解けすっきりしました。
risukoさん、ありがとうございました。
編集でまとめるのが面倒なので、続けてアップします。
写真上はビング&グレンダールのジャスミン文花瓶(ca.1920)、写真下はロイヤルコペンハーゲンのジャスミン文吊り花瓶(1895-97)です。
いずれも、よく描けております。特に、ビング&グレンダールの方は、淡く発色しており、とても美しいです。
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