ある講習会で「学校の中での『ルール』『校則』」をテーマにお話を伺いました。 今、経済産業省では、「ルールメイカー育成プロジェクト 〜ルールを学び、対話的に課題解決する力を育む実証事業〜」が推進されています。 「NPO法人カタリバ」が委託を受け、 「学校における慣習・ルールなど変えられないものと思い疑ってこなかったものを題材に、生徒・先生・保護者が対話を重ね、その存在意義や捉え直しを民主的に行い、合意形成、意思決定をする力を育むプログラム」を実施しています。 校則と言えば皆さん何を思い浮かべますか? 靴下の色やカーディガンの色、文具の指定や靴の指定など。 今思えば、なぜそれが必要だったのか、 大人として答えに困るものもありました。 このプロジェクトでは、従来からの教師から生徒にという一方向ではなく、 教師も生徒も保護者も対等な「対話」を重ねることが大切にされます。 自分の思いを言語化し、伝え、共感を得てルールが変わっていく。 その過程で、 「自分の意見を言っていい。」 「ルールは変えることができる。」という経験値を手に入れます。 実はこのプロジェクトは、「主権者教育」になるのです。 このプロジェクトではじめに大切にされるのは、 安心安全に自分の思いを言葉にできる場をつくること。 この経験を積み重ねた子どもたちがどんな大人になるのか。 ワクワクしてお話を聞きました。 ~.:*★今日の問いかけ★*:.~これまでにルールを変えた経験はありますか? その経験は今のあなたのどんな力になっていますか?