エビネは球状の茎が連なり根の出る姿が海老の形に似ている事に由来しており、 日本でも九州や本州、四国の林の中で稀に見られますが、園芸目的の採取や 盗掘により野生のものは殆ど見られなくなっています。 葉は根生して非常に大きく、木々の間から少ない光を集めるために適した 形になったと言われており、ロゼット状に広がる大きな葉はとても優美です。 花は春咲き、新芽の展開と共に花茎を長く伸ばし8~15個の小花を穂状に咲かせて 趣きある雰囲気を漂わせます。開花しましたのでご覧下さい。