太宰府天満宮の 『飛梅の伝説』
Jan
17
『東風吹かば 匂ひおこせよ梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ』 菅原道真
菅原道真公が京都を出発される際に、「紅梅殿」 の梅に惨別の想いを込めて詠じられた歌です。
「冬の終わりを告げる東風が吹いたら、また咲いて、遠くに行ってしまったわたしのところまで香りを届けておくれ。
主がいないからと言って、春を忘れないように」
この数年後に、菅原道真公は太宰府で亡くなりますが、主の死を知った京の 「紅梅殿」 から、
一夜のうちに太宰府へと空を飛んで来て花を咲かせたというのが、この 『飛び梅』 の伝説です。
「太宰府天満宮」 本殿へ向かって右側に鎮座するこの 『飛梅』 は主の言いつけどおりに春を忘れず、
太宰府天満宮にある6000本もの梅の木の中でも一番早く、
一月上旬からつぼみが膨らみ、中旬には花が咲き始めます。(画像)
この時はつぼみも未だでしたが、今頃はつぼみが膨らみ開花の知らせも・・・。
★歌碑は、太宰府天満宮の延寿王院前にあります。(画像)
Posted at 2012-01-17 04:56
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Posted at 2012-01-17 04:56
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Posted at 2012-01-17 04:59
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