明治元年に大分県国東郡の安岐町に創業し、当時は清酒を造り、休業を経て戦後は焼酎蔵になる。 当初は米焼酎を造り、30年ほど前から麦焼酎ブームを見越し造るようになる。 【とっぱいの云われ?】 昔、ある親孝行の百姓の若者がいました。 日照りで凶作の年、年老いた母親に食べさせてあげたい一心で、 つい他人の家に米を盗みに入り、つかまってしまいます。 事情を話し、許しを乞う若者に、家の主人は、 酒を一升枡で10杯呑めば許してやろう、と言います。若者は酒を呑み始めますが、9杯目で限界が来てしまいました。 困った若者の前に神様が現れ、「孝行息子のために、10杯目は私が呑んであげよう」 と、 10杯目の酒を呑み干しました。 こうして若者は許され、酒のうまさに感心した神様は皆に褒美をあげました。 以来この神様は 「とっぱい(十杯)様」 と呼ばれて地元の人々に親しまれました。 =南酒造の地元安岐に伝わる昔話です。=
Posted at 2014-01-29 09:21
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Posted at 2014-01-30 11:47
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Posted at 2014-01-29 18:03
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Posted at 2014-01-30 11:58
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