<バリヒンズー>00/12/07 (木) 午後 12:54

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Apaka baru (アパカバル=元気ですか)Yah Baik (バイク=元気です)長年の友人、
Ketut. Suriasa(クッ・スリアサ)と短い挨拶を交わす。
電子メールの普及は当然この国にもおよんでおり、平常時からの情報交換が
おおいので、ひさしぶりに会うとはとても思えない。

インドネシア語の大半が、Eの発音はエではない。
ケットではなく、クッである。多くの旅行案内のよみ方は間違っている
「会話」をしていない証拠である。

このBaliはヒンズー教の島である。
西のジャワ島は無論ムスリム(回教)で、すぐとなりのロンボク島もムスリムである。
なのに、なぜかここだけが「ヒンズー」なのである。
もともと、ジャワ島はインドからの伝播で、最初は仏教、その後はヒンズーが
盛んであったが、中世にムスリムが入ってきた時、これに反対した王家一族が、
全員を引き連れ、Baliに移住した歴史がある。
このため、Baliだけがヒンズーである。
その後土俗信仰と習合し、独特のバリヒンズーと呼ばれる宗教となっている。
ヒンズー独自の階級性も残存はしているが、ほぼ形骸化しておりよそ者には
まったくわからない。

宗教上に禁忌はその食事にもっとも顕著に表れる。
ムスリムは特に顕著で、豚を食べないことは有名である。
ヒンズーは牛を食べないが、ここBaliではその禁忌は、あまり守られていない。
無論、豚は彼らの大好物で大変な御馳走である。
今晩はその「ブタの丸焼き」を食べに行こうと誘われた!
※KetutとはいまではFBで毎日コンタクトです
(つづく)
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