Jan
21,
2013
山行きでは歩数計(万歩計)は使ってはいけない
ところが万歩計として普及は健康志向の道具としてとなっています。
山では当然歩幅が小さくなり、これで歩数を計測しての運動量の
算出は大きな誤差を伴います。
岩場などの斜面では更に誤差が大きくなります。
運動量の目安なら山行は平地での歩行より運動量は多いので、
これはこれで一つの基準にはなりますが・・・・・
一番の問題は、この歩数を元にして距離を算出することにあります。
私の過去の経験では、最悪2.5から3倍近い誤差が生じます。
では、それがどんな問題となるのでしょうか?
山で歩数計を頼りに距離を算出すると、実際に歩いた距離より
オーバ-な値が出ます、それを根拠に「自分はこの距離が歩ける」
と判断するとトラブルの原因となります。
最近はWebで沢山の山行データが公開されています、これには
GPSなどで計測された距離が表示されています。
初めて行く山などの場合は大抵この距離を参考データとするの
ですが、この距離を歩数計での「自分の歩ける距離」とすると
厄介なことになります。
山行での距離は地形図からマップメーターで計測するか、
GPSでのデータから算出すべきです、もっともGPSデータは
GPSのみでは積算距離などとの分離が難しいので、専用
APLなどに一旦DLすれば計測が簡単です。
ともかく歩数計は山行では参考にもならず、むしろ問題点が
あることをご理解ください。
山行ではコース状況により平均時速は算出が困難ですが、
昭文社の山地図の時間などから、1.5Kから2Km/h程度。
私の場合、行き慣れたHGでも最大2.5Kmで、この場合は
ザックは軽量でかなりの早足です。
×
- If you are a bloguru member, please login.
Login - If you are not a bloguru member, you may request a free account here:
Request Account
People Who Wowed This Post
People Who Wowed This Post