ケーブルの成端試験
ケーブル本体の試験
の2つに分類されます、LANケーブルは単純な電線ではないので
ケーブル本体の性能試験も必要となります。
※LANで使用する周波数帯は高く、この伝送のために様々な工夫が
されており、見かけは細いケーブルだが内部の構造は単純ではない。
市販されているテスターで3000円から10万円までの製品は、ケーブルの成端試験
のみで、ケーブル本体の試験は出来ません。
Cat.XXで表示されるケーブルの性能試験は、このクラスでは計測不能です。
※ケーブルそのものの性能も含めての検査は100万円以上の測定器が必要となります。
このクラスではいわゆる直流抵抗の測定による導通試験のみです。
安価なタイプ、この抵抗値の有無のみで合否の判定をおこなうので、芯線の配置ミス
は検出してくれません。これは結構重要な問題です、性能を維持するために、芯線は
よってありますが、この配置を間違えると性能は維持できず、通信速度が低下、または
エラーで通信が出来なくなります。配置は目視、それもルーペなどに頼ることになります
が、橙と茶の白との混合は見分けにくく注意が必要となります。
色配置の間違いはペア割れ、SPLITなどと呼ばれ、現場加工の失敗のTOPです、このエラー
を検出出来るテスターは最低でも1万円以上します。
数千円のテスターでは、この重要な検出が出来ません、最初の購入は、この検出が可能
な製品を選ぶ事を強くすすめます。
わかお かずまさ
VegaSystems
#LAN_PRO