高い周波数帯域の伝送が出来れば、それは「道幅」が広い事になり、車線の増加が可能
となり、一度に沢山のパケットが送出出来るので、いわゆる「高速通信」が可能と
なります。
この影で、軽視されているのが直流純抵抗値で、蓄積型通信では重要視されていません。
最も、PoEでは、これが重視されますが・・・
今回は、32AWGなどの細番手と呼ばれるLANケーブルを、蓄積型通信以外で用いる
場合の試験です。
この場合には例外なく直流純抵抗値が重要視され、厳しい値が要求されます。
ただし、現行のLANケーブルは100%蓄積型通信仕様であるため、この検査基準を
満たさないケースが発生します。無論、不良品ではありませんが、使用する前に
この基準をクリア出来ているの試験は、このような方法で行います。
8回路あるLANケーブルを直列で接続し、1回路とし、その抵抗値を測定します。
低抵抗値であるため、測定には4端子法で行います。
測定時には、ベンディングと呼ばれる手法でプラグの根本に連続でストレスをかけ
抵抗値の変動や瞬断をチェックします。
重要なのは安定化電源で、これが必須となります。
回路はシンプルで、DC電源からの電圧を、電流調整用の抵抗器(10Ω)を入れた
閉回路に印加し、ケーブルの両端の電圧を測定する方法です。
わかお かずまさ
VegaSystems
📷📷📷📷📷📷
#LAN_PRO
#Bloguru