LANケーブルの性能試験(FLUKE)その11

マージンと基準値
FLUKEのデータでは、このマージン(最悪マージンとして重要)が良く使われます。
これは測定値と基準値の差分、通常は最悪マージンとして使われます。

値の良否は測定項目によってことなリます、大が良であったり、小が良の場合もありますが、
基準値がボトムであることが基本となっています。
写真の場合、矢印のある位置(周波数)が最悪マージンで、矢印の長さがその値となります。
測定では値の測定のみが行われますが、データ加工され、マージンが算出されます。
このマージン値が、基準値を割り込むと「不良」の判定となりますが、検証には
「合否」のみならず、どの周波数で発生したか、他の値はとの関連はどうか等が重要です。
特に低い周波数帯で突出した値での最悪マージンがある場合には、ケーブルそのものを
疑う事も忘れてはなりません、LANケーブルは4対のペアで構成されますが、この4対は
個々には均一、それぞれは違う密度での撚りが求められます、製造過程での仕様が守られて
いないケースもあるので要注意です。




わかお かずまさ
VegaSystems

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