通常LAN工事は原則、他社にはお願いしない。いつもお願いしている懇意の外注さんでも
通線はお願いしても資材は、すべて自社で支給、成端は任せない。
これは近年、プラグの性能がアップしてことにより加工がシビアになり、手荒な加工では
性能&耐久性が出ないことが理由です。
外注さんも我が社の成端処理を見て、これは真似するには手間がかかりすぎると理解して
くれている。
昨日、新築物件に5台の監視カメラを設置する工事を行った。
ケーブルは電気工事と同じ業者が成端まで行ったとのことでマークもしてあった。
前日の下見の時、ケーブルに汚れと擦り傷があったのだが、今更もとに戻すわけには
いかないので、そのままとした。
ところが、カメラを取り付け試運転するが、一箇所カメラが稼働しない。
本機から見るとカメラが無反応である、中華製の機器であるため、事前に全カメラの
試験とエージングを行って動作確認は終了しているので、機器側の故障の確率は低い。
まさかと思い、ケーブルの試験を行うと、なんと3-6のペアが断線している(OPEN)
プラグの成端を疑い、両端を再加工するが修復しない。
最悪の結果である、壁内部(隠蔽箇所)での事故。
新築物件であるため施主に相談し、施工業者と連絡を取る。
私「番号8がOPENです、完了時検査されましたか?」
業「・・・・・」
私「再度お尋ねします、完了試験はされましたか?」
業「いつも試験はしないけど、これまでは・・・・」
これで内部断線は決定的となり、施工した工務店に再工事を依頼していただいた。
一番の方法は、点検口を作り、配線の入れ替えをすることが近道。
これは危ないと思い、たの成端も確認する、案の定、成端方法が昔のやり方&精度が
低い、これでは大容量の伝送は難しいし、耐久性も無い。
LAN工事は最近難しくなっている、昭和や平成前期の方法は通用しないのです・・・・
わかお かずまさ
VegaSystems
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