ロボット兵器
Oct
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これまでにロボット兵器を使用したことが知られているのはアメリカ、イギリス、イスラエルだが、現在、軍事用無人機はアメリカだけではなく、中国およびイスラエルが積極的に開発しており、更にロシア、インド、イランなども開発中で、既に50カ国以上が偵察用または攻撃用無人機を所有しているとのことだ。先月23日に打上げられた日本のH2Aロケット19号も北朝鮮のミサイル発射を監視するために開発され、その目的は地上60センチの物体を判別出来る偵察衛星なので、日本もこの50カ国に含まれているのだろう。
オバマ大統領は就任以来、イラクやアフガニスタンでのアメリカ人兵士の死傷者を減らすためにロボット兵器の開発を促進してきたが、アメリカは現在7,000機の偵察用および攻撃用ロボット兵器を所有しており、今ではアメリカ空軍は戦闘機や爆撃機のパイロットの養成よりも無人機のパイロット養成に力を入れている。
先週ボストンの若者が、爆発物を搭載した模型飛行機による連邦議会議事堂の攻撃を計画した罪で逮捕されたことは記憶に新しい。また先月イエメンでアルカイダのナンバー2であるアメリカ国籍のアンワル・アル・アウラキが無人機の攻撃により殺害された。イラクやアフガニスタンでは無人機による攻撃は日常的に行われ、パキスタンでも2,000人以上の敵兵を殺害している。
ラジコンヘリコプター愛好家のくまごろうとしてはリモコン模型が兵器に使用されることは悲しいことだが、所詮戦争とは殺し合い、兵士が発射したミサイルと無人機による殺傷に違いはない。鉄腕アトムの世界のように、ロボットは決して人に刃を向けない世の中になってほしいものだ。
Posted at 2011-10-11 14:44
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Posted at 2011-10-12 00:37
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