アメリカ時間の8月21日は1918年以来の皆既日食がアメリカの西海岸から東海岸までの範囲で観測出来る稀有な日である。西海岸のオレゴン州ポートランドのやや南から中西部ネブラスカ州リンカーン、イリノイ州カーボンデール、東海岸のサウスカロライナ州チャールストンなどでは100%の皆既日食が観測出来る。残念ながらくまごろうの住むシアトルでは98.9%の部分日食となる。シアトルでは午前9時8分に日食が始まり、太陽が最も隠れるのは10時20分、11時38分には日食が終わる。くまごろうは日食観測用メガネを持っていないので日食は直接観測出来ないが、98%の日食ならあたりが大分暗くなって日食を実感出来るのではないか、と期待した。 午前9時の写真は日食前のマーサーアイランド、午前10時20分の写真は太陽が最も隠れている時だが、98.9%の日食では何となく不気味な感じの晴天ではあるがあまり暗くならなかった。ただ木漏れ日が添付写真のように波型になっていて、これは普段は見かけない模様である。ギリシャのアリストテレスが木漏れ日で日食を観察した、と言われているが、それと同じ現象なのだろう。因みに普段の木漏れ日は最後の写真のようなものだ。
Posted at 2017-08-23 00:34
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Posted at 2017-08-23 07:55
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