慰安婦問題その2

今週、日本では韓国政府が2015年日韓合意に基づく慰安婦の『和解・癒し財団』の解散を発表したことがニュースになっている。

アメリカではサンフランシスコ市が約1年前に市有地での設置を許可した慰安婦像をめぐって、大阪市は10月に1957年から続いていた姉妹都市の関係を解消した。シアトルでも12月3日に『The Apology』というドキュメンタリー映画が上映される予定である。この映画は日本政府に謝罪を求める韓国、中国、フィリピンの慰安婦に関するもので、2016年にNational Film Board of Canadaが制作した映画だという。アメリカでは慰安婦問題は現在も進行中であり、そのたびにわれわれアメリカ在住日本人は不快を感じる。慰安婦像にしても映画にしても不確かで一方的な事実とは異なることを主張し、その目的が日本を貶める政治的な意図が見え隠れするからである。

アメリカには中国系の『世界抗日戦争史実維護連合会』や韓国系の『ワシントン挺身隊問題対策委員会』のような反日政治団体があり、慰安婦問題などを利用して日米を離反させるような活動を行っている。今回の『The Apology』の上映会の主催者のひとつに『脱植民地化を目指す日米フェミニストネットワーク』なる組織が示されているが、今どきアメリカで日本人が植民地化反対運動を行う趣旨が理解出来ない。

2014年1月8日付ブログルでくまごろうは慰安婦問題を取上げそこでも述べたが、悲しいことは慰安婦問題が大きな国際政治問題となったのはすべて日本人によってである。吉田清治による捏造記事、朝日新聞植村隆記者による偏向記事、韓国人に慰安婦を名乗れば金がもらえる、とそそのかして日本政府に対する慰安婦裁判の原告に仕立て上げた活動家や人権派弁護士たち、戸塚悦郎弁護士による国連に対する日本批判のロビー活動、それに意図的であったとされている朝日新聞の多くの誘導記事や誤報など、彼らは戦後多くの人々によって築き上げられてきた日韓関係を結果的に台無しにしてきた。

日韓政府間では2015年合意によって慰安婦問題は最終的かつ不可逆的に解決されたはずであるが、アメリカではこの問題は現在でも生きており、今後も注意深く見守ってゆく必要がある。われわれはサンフランシスコに慰安婦像が設置されるとは思ってもみなかったが、今度はシアトルに慰安婦像が設置されるかもしれない。慰安婦像が設置されてからでは手遅れになる。

おはようございます、くまごろう先生。今も昔も、日本人の感覚の中に表示・表現“謙虚”“謙譲の美徳” といった感覚が根付いております。思想信条に関係なくてです。しかし、韓国の思想信条、従属的感性が現代社会において、民主主義を標榜するに非して誤っていることを具現化してるのが今の状態でありましょう。遠き将来では、必ずや是正されましょう。が、今、何を言っても偏向・洗脳された国民・庶民の多くは、真実を知ろうとしない。そんな相手に対応するのは、強烈な真実の発信だと思います。漸く日本も発信し始めておりますが、仲々進んでおりません。まずは、足元の歴史経緯を検証すべきです韓国は。ベトナムで韓国軍人たちが何をしてきたか、残酷な、非人道的な事を処していたか！！己を反省すべきでしょう。地勢的に、そして思想的にも自国を真摯に検証するほうが先だと存じます。更には、朝鮮の、中国の伝統文化を尊び思い起こして欲しくも思います。木の文化・陶の文化に日本は恩恵をいただいてきました。その返礼ではありませんが、日本も朝鮮半島・中国（旧満州国）に環境整備の手伝いをしたではありませんか。忘れないで欲しく存じます。

Zakkahさんこんにちわ。コメント有難うございました。中国や韓国は日本の隣国、有史以来文化的にも色々なことを教わり、われわれ日本人も中国人や韓国人を尊敬したいところですが、儒教の国である中国や韓国が君子ではなく小人の道を歩んでいることは悲しいことです。孔子は子貢の『君子でもにくむことがあるか』との問いに答えて『君子もまたにくむことあり。人の悪（欠点）を称する（言いふらす）者をにくむ。下流に居て上を謗る者をにくむ。勇にして礼なき者をにくむ。果敢にして塞がる（道理のわからない）者をにくむ。』と教えています。