坐骨神経痛闘病記
Jan
26
0を痛みがない、10を激痛とした痛みスケールであらわすと、発症時の痛みは8~9だったが、このレベルの痛みは2週間、正月三が日まで継続した。立っていても、座っていても、横になっていても右足全体に痛みが走り、或いは痺れを感じて、まさに身の置き所がない。12月17日に診察した医師によれば、疲労(運動のし過ぎ)による坐骨神経の炎症であり、坑炎症薬と鎮痛薬の処方の他は理学療法的処置によるとのことであった。処方された坑炎症薬はプレドニソンというステロイドで9日間服用するが、服用により免疫力が低下するため風邪などの感染症にかかりやすくなると言われ、足が痛いこともあって外出を控えた。鎮痛薬はガバペンティンという神経障害性疼痛治療薬で、脳内で痛みを伝える神経伝達物質が放出されるのを抑制する作用があり、坐骨神経痛には一般的な鎮痛剤より効果があるとのことだったが、くまごろうにはあまり効果がないようで、痛みの軽減はあまり感じられなかった。ただこの鎮痛薬は睡眠を誘導するので夜はぐっすり眠ることが出来、その間は痛みを忘れることが出来た。また年末年始は飲む機会が多いがワインや日本酒を飲むと痛みを忘れることが出来、つくづく酒飲みであることをありがたいと思った。
正月三が日を過ぎてからから痛みは少し楽になり、痛みスケールで言えば6~7程度に軽減した。1月10日より週1回の理学療法士(PT)による治療が始まり、PTは患部のマッサージや軽い運動を約1時間実施した。軽い運動はPTの指示通り自宅でも毎日実施しているが、そのせいか数日後にはゆっくりではあるがびっこをひかないで歩けるようになった。痛みも5~6に軽減したが、相変わらず右足全体に痺れを感じている。
治療を受けているPTの勧めにより週1回アクアセラピー(水中治療)も受けることになった。くまごろうは以前SwimExというアメリカ製のセラピープールを日本の顧客に販売しており、各地の病院やサンフレッチェ広島、阪神タイガースなどに納めていたが、自身がアクアセラピーを受診することになるとは思っても見なかった。当然アクアセラピーの特徴は熟知しており、SwimExをシアトルとアリゾナに所有しているシアトルマリナーズのヘッドアスレチックトレーナーであるリック・グリフィン氏とも親交がある。先週最初のアクアセラピーを受診したが、水中では痛みが大幅に軽減され、色々なメニューをこなすことが出来た。ただ約40分の受診後、帰宅してからかなりの疲労を感じ、またエクササイズのやり過ぎのためかやや痛みが増したように感じた。
発症後6週を経過した今日は痛みは3~4程度、椅子に長く座っていると臀部の痛みが強くなるが、室内でゴルフのパットやショートゲームの練習が出来るようになった。但しフルスウィングのように体を捻転させると、バックスウィングは問題ないが、フォロースルーの姿勢になると右足全体に強い痛みが走る。発症後一度も長距離を歩いていないので、18ホール歩けるかもわからない。ゴルフへの本格的な復帰はあと4週間は必要だろう。
Posted at 2020-01-26 18:25
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Posted at 2020-01-26 19:22
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