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わが家のバックヤードに生えていた大木を5、6本今年の夏に切り倒したが、その際の市からの許可条件として7本の木を新たに植えることが義務付けられている。そのうち50%以上が地元の樹種でなければならず、またすべて高さが6フィート以上でなければならない。
夏の間に5本のLeyland Cypress(セイヨウヒノキまたはイトスギ)を買ったが、更に2本買わなくてはならない。
そこで今日の日曜日、洋子さんと一緒にわがやから20マイルほど離れたスノホーミッシュにあるFlower Worldという植木屋を訪れた。行って驚いた。一辺が1000メートル位ある広大な植木屋で、おいてある樹種と数が半端でない。日曜日のせいか、かなりの数の人たちが植木や鉢植えを買いに来ている。
私たちは葉が子供の手のように小さくてかわいらしく、また紅葉の美しい日本のモミジと、春に花を楽しませてくれるサクラを買いたいと思っていたが、モミジだけでもいろいろな種類が優に500本はある。日本のモミジは高価であることは知っていたが、高いものでは幹の太さが3センチ位なのに$300以上する。色々見て回った末、Emperor Japanese Mapleという、丈がやっと6フィート位の小ぶりのモミジを$100で買った。
次にサクラを見に行ったが、この広大な植木屋では10分以上歩かないとサクラの売り場に行かれない。ようやくたどりついた売り場には20種類以上のサクラが並べられており、半数以上は日本のサクラではない。なじみのあるソメイヨシノも30本位あったが、バックヤードに植えるには大きくなりすぎるので、Dwarf Akebono Cherryという品種の丈が8フィート位のサクラを約$40で買った。Akebonoはアメリカに移植されたソメイヨシノのことだそうで、買ったものは名前から察するにあまり大きくならない樹種のようだ。
家に戻ってから大汗をかいてバックヤードに穴を掘り、モミジを植えた。植えてみるとこのモミジは見るからに小さく、頼りない。早く大きくなーれ。
今週雨が降らない日があったらサクラも植えるつもりだが、こんな作業をすると数日は腰痛に悩まされるので、遅くも木曜日までには植えないと、週末のゴルフに悪影響があるだろう。
昨夜、洋子さんの友人が月下美人の花が咲きそう、ということで一輪届けてくれた。
午後7時半頃はまだつぼみだった花が見る見る開花してゆき、午後9時半頃には満開となった。
花はまっ白だが何故か妖艶さを感じさせる。なんとなく銀座のクラブの女性を連想するのは私の美意識が毒されているせいだろうか。調べてみるとこの花は艶やかな美人とも呼ばれているとのこと、私だけの美意識ではないことに少し安堵する。
午後11時にはもう元気がなくなってきた。日本の桜以上にはかないいのちだ。
メキシコの熱帯雨林原産のサボテン科の植物であると知り驚いた。それにしても香りが強く、数時間同じ部屋にいたら少し頭が痛くなった。
花瓶の下のクロスは洋子さんの刺繍の作品。
あじさいが盛りを過ぎて少しづつ衰えを感じさせる今日、てっせんが美しい花を誇っている。
すばらしいシアトルの夏の気候に誘われてか、バックヤードのあじさいが一段と美しさを増してきた。
8月末に日本とフランスから友人たちが訪問するが、それまでこのあでやかさを保っていてほしい。
今、わが家の庭に桔梗が咲いている。桔梗といえば秋の花という先入観を持っていたが、アジサイと一緒に咲いているのは少し妙な気がする。緯度が樺太なみのシアトルのせいだろうか。
わが家にはそめいよしの、もみじ、さざんかなどとともに日本原産のあじさいを植えてあるが、最近になってようやく花が色付いてきた。鉢植えの小さな木を10株ほど植えてもう10年以上になるが、毎年7月から9月頃まで清楚なブルーの花を楽しませてくれる。
あじさいといえば梅雨、東京に住んでいた時は好きではなかったじめじめとした梅雨が今では懐かしく思われる。
初めてサンフランシスコのロンバードストリートを訪れたのは1971年の7月、つづら折りの道端に咲いていたあじさいも想い出深い。
シャクナゲが咲き終わったわが家の庭で、今もっともはなやいでいるのはシャクヤクだ。さすがは百花の王であるボタンの親戚だ。
『立てばシャクヤク座ればボタン、歩く姿はユリの花』
この花を眺めていると清楚で美しい乙女を想像する。
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