『回転木馬』
柴田よしき・著
祥伝社 (2007/3/13)
はじめは、女探偵の下澤唯が嫌いでした。
読み進めていくうちに、少しずつ理解できました。
☆三つという作品でしょうか。
本の装丁が好きです。
前作に『観覧車』があるらしい。最寄りの図書館に蔵書がないのです。
取り寄せしてまで読みたいとは思いません。
内容(「BOOK」データベースより)
謎の失踪を遂げた夫・貴之のあとを継ぎ、探偵となった下澤唯。
十年の月日を経て偶然彼を目撃した唯は、佐渡出身の渋川さわ子という関係者がいたことを突き止めた。
だが、さわ子はすでに死去し、貴之はさわ子の娘・雪と一緒にいるらしいことだけ判明した。
夫は唯を本当に裏切っているのか?
細い糸をたぐり追跡を続ける唯は、さわ子の友人だった佐野明子のもとを訪れた。
彼女はさわ子から、死の間際に雪と貴之のことを記した手紙を預かっていたのだ。
明子も死の床についていたが、唯の事情を知った彼女から、手紙の内容を明かされる。
どうやら貴之と雪は、人に知られてはならない事情を抱えているらしい。
失踪前日に起きたホームレスの不審死と関係が?
手紙を手がかりに、信州・蓼科へ向かった唯。
だがそこには、貴之の目元を残す美少女―小松崎ゆいが待っていた…。
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