【本】表紙がどこか懐かしい『夢より短い旅の果て』
Oct
26
題名を見た時には、鉄道旅には、連想しなかったけれど、鉄道旅の楽しさが読める本でした。
各駅停車の鉄道旅がしたくなりました。
また、実家が線路の横に立地していたので、
生まれた時から、電車の音を聴いて育った私には、郷愁を感じさせてくれる本でした。
旅の果ては、見えなかったけれど、続編に期待です。
◇内容紹介◇
この線路の向こうには、きっとあの人がいる――。
四十九院(つるしいん)香澄は"その道では有名な"鉄道旅同好会に入会した。
鉄道に興味はなかったが、彼女には同好会に絶対に入らなければいけない理由があったのだ……。
急行能登、飯田線、沖縄都市モノレールゆいレールに、こどもの国、越後湯沢、雨晴、日光…。
一つの線路、一つの駅に集う多くの人々、様々な人生と交錯する中、
彼女自身も自分のレールを敷きはじめていく。
ありふれた日常をちょっぴり変える、珠玉の鉄道ロマン。