『後ろ歩きにすすむ旅』石井ゆかり著
イースト・プレス (2016/1/17)
毎週彼女の「今週の空模様」に勇気をもらっています。
悪いことが記載されていない・・・前向きなアドバイスがそこにはあります。
空模様ではない本を図書館にリクエストしました。
本は買って読む派でしたが、終活に入り、本は買わずに図書館で借りて読む派に転じました。
文化の香らない市の図書館に蔵書はなく、購入予定もないらしく、
近隣の町の図書館から、取り寄せてくれました。
市は文化が香らなくても、近隣の町には文化が香っているのですね(苦笑)
◆はじめにより ◆
ハンナ・アーレントンは、自分を裏切って他人に合わせるよりは、自分と和解して他人と離別するほうがいい。
なぜなら、自分はずっと自分と一緒にいるのだから、というようなことを書いた。
旅は、特に、自分自身とかたりあう時間をくれる。
自分自身と和解するための時間が、旅する時間なのかもしれない。
初めての海外(ベトナム)旅行かはじまり、
ベトナムと聞くと、姪の激怒した旅の想い出を思い出しつつ・・・
国内旅行(京都)のことになると、また行きたいと思いながら読み進みました。
彼女は、京都の真ん中に住んでいるらしいのです。
真ん中=御所の近く。
京の都を旅する私にとって、京都の真ん中は、京都駅のイメージです。
旅の始まりは、いつも新幹線から降りた京都駅なので。
京都への思いを強くする本でした。
今度は何時行くことができるのでしょうか?
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