第一部741頁、第二部715頁、第三部722頁 新潮社 (2012/10/11) 分厚く長い長い文章の本でした。 先週から読んでいましたが、ようやく完読しました。 面白くて止まらなくて・・・ それでも今週は、PET検査・診察・結果説明と毎日のように 総合病院に付き添ったりと多忙でした。 寝るのも惜しんで読んでいたので、眩暈がしています。 自己愛性パーソナリティ障害の人に出合ったら、逃げなくてはいけない。 逃げられない場合は? ワープロ、ポケベル、公衆電話・・・懐かしい品々が出てきます。 ◇追記◇11.15 文庫本に掲載された続編『負の方程式』を読みました。 私立探偵杉村三郎が登場して、藤野弁護士と絡む話でした。 これは読まないほうがよかったです。 面白かった読後の余韻が興醒めへと変わりました。 ◇追記◇2019.3月 映画を観ました。 映画では、教師として中学校に戻ってくるのが藤野涼子でした。 原作と少し違う。 こういう時、作者はどう思うのでしょうか?