廃院のミカエル
Sep
11
コロナ禍で、旅行に行けない日々が続きますが、
新潟→四国から、ギリシャへと飛びました。
◇内容◇
商社現地社員の美貴は、ギリシャで口にした蜂蜜にビジネスチャンスを見出し、
通訳の綾子や偶然知り合った壁画修復士の吉園とともに産地の村を目指す。
だが途中、廃院となった修道院に迷い込んでしまう。
独居室の壁に描かれた大天使ミカエルの絵。無人の聖堂に響く祈りの声。
逃げるように街に戻った後も次々と奇妙な事件が。
綾子の異様なふるまい、相次ぐ村人の死、積み重なる家畜の死骸…。
かつて、あの修道院で何が起こったのか。
コロナウイルスではないけれど、病原菌が世界をかけるおはなし。
こうして、病気は世界へと蔓延していくのだなと感じました。
廃院のシーンでは、ゾクゾクとした恐怖を感じました。
【本】