季節の和菓子は、『水仙』を選びました。
この庭でも水仙の葉が真っ直ぐ伸び始めています。
【和菓子】
空を見上げると細いお月さまが望めました。
二十六夜に近付いた有明の月です。
晴れているのにくすんだ煤がかかった空です。
【月】
街路で
葛が黄葉しています。
今年は、葛の花を見かけなかった代わりに黄葉した葉を見つけました。
【黄】
公園で
萩が黄葉しています。
暑い日が続いたので、半分は枯葉色になっています。
【黄】
花園で
扉(トベラ)の実が弾けて、朱色の種が見られます。
花園の木は、なかなか実にならない扉の木なので、
久しぶりに種を見ることができました。
【実】【紅】
この庭の奥で
紫根野牡丹が未だに咲いています。
花は、一日で散ってしまいます。
鮮やかな紫色の花びらを地面に残します。
鉢植えを地植えすると、背丈ばかりがひょろりと伸びて花を咲かせます。
【紫】
2023/10/30
◇内容◇
小間物問屋『遠野屋』の主・清之介は、生国嵯波の紅花産業に莫大な金を注ぎ込んできた。
その紅餅を積んだ船が突然消えた。
さらに奉公人のおちやを亡き伯父に代わって大店『八代屋』を継いだ長太郎が、
今頃になって無理矢理連れ戻そうとすることに、
北定町廻り同心、木暮信次郎と岡っ引、伊佐治は不審に思う。
『遠野屋』に降りかかる不穏な動き、清之介に纏わりつく、血の臭い、底なしの闇。
ニヒルな同心・木暮信次郎、元刺客の商人・遠野屋清之介。
尋常ならざる男と男がうねり合う「弥勒シリーズ」第12弾!
これで、今年の楽しみの本を読み尽くしました。
毎年愉しみにしている本のひとつの弥勒シリーズ第12弾。
今回は、遠野屋の奥座敷がほとんど使われず、事件は様々な展開を見せました。
ぞわぞわぞくぞくとした展開に引き摺られるように読みました。
今回も面白い!!
最後が完結しなかったのにまた一年以上待たされるとは・・・続きが早く読みたくなります。
【本】
花園で
山もみじが更に紅葉しています。
緑・黄・紅と錦絵のようです。
散りもみじは、乾燥しています。
【紅】
街路の花壇で
ネリネ(ダイヤモンドリリー)が咲いています。
通り道の庭でもたくさん咲いています。
鮮やかな花色です。
【紅】
川広場で
小菊が咲いています。
この庭には、小菊が咲かなくなったのですが、
菊の香りが好きです。
三月、母を病院から斎場に連れて行ったときに
斎場には、菊の香りが充満していました。
菊の香りって、こういう香りだったんだと改めて実感しました。
【白】
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