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それぞれの終わりには、
必ず新しい始まりがある
『ミンティたちの森のかくれ家』ブリンク,キャロル・ライリー/著
谷口由美子/訳・中村悦子/絵 文溪堂
中村悦子さんの挿絵がこの本を惹き立てています。
新刊図書が入って以来、新刊本の棚から全く動こうとしない本がありました。
『ミンティたちの森のかくれ家』
わたしは、題名が気になって気になって・・・
今どきの本の題名と違います。
新刊本は、生徒のリクエストで入れているはずなのに、古き懐かしい雰囲気を醸したこの本はなぜここに並んでいるのか・・・?。
検索して分かりました。
感想画コンクールの課題図書でした。なるほど。
内容(「BOOK」データベースより)
1930年、世は正に大恐慌時代で町中に失業者が溢れているアメリカ。
ミンティとエッグズは、何をやっても上手くいかないパパといっしょに町を出て、伯母のところに向かう。
ところが、その途中、車がエンストして立ち往生し・・・そこで見つけた夏の別荘。
ミンティたちは、森の中にひっそりと建つその家で、ひと冬こっそりと住まわせてもらおうとするのだった…。
ニューベリー賞作家ブリンクがつづる、ウィスコンシンの豊かな自然を舞台の、ユーモアと詩情あふれる物語、初翻訳。
わたしが中学生だった頃に読んだ本に似ています。
なるほど、初翻訳だけれど、書かれた時代は古いのです。
『大草原の小さな家』と同じくらいの時代の物語。
この作品を中学生の頃に読むと、とりこになってしまったことでしょう!!
大人になった今読んでも楽しいです。
でも・・・今どきの中学生には通じないような気がします。
朽葉色の楓が上から少しずつ色付いています
下のほうはまだまだ緑色
青い青い
高い高い空が広がる
穏やかな秋の朝。
三日月を過ぎた月の下の雲が大きな口を開けていました。
今度こそ!!
またまた差し戻されて帰ってきました。
帰り道、振り向いた空には、三日月を過ぎた夕月が。
振り向き様だったので、完全に手振れでした。
今宵の気分のように・・・。
雨上がりの夕方、17時過ぎ幻日のような虹が東の空にかかりました。
幻日は、太陽の近くに出るはずなので、途切れた虹の橋の一部でしょうか。
ほんの一瞬のこと・・・それも形が少しずつ変化して行きました。
白実の小紫・小紫・さてさて、その横には、長い赤い花が垂れています。
犬蓼(イヌタデ)の巨大版!!
たぶん、大紅蓼(オオベニタデ)ではないでしょうか。
恐るべし花畑。ここの持ち主さんは、お花作りが上手です。
珍しい花を見せてくれます。
昨日、ひと月以上ぶりに、実家へ顔を出しました。
「何しに来たん?」
「来たらいけんの?」とそっけない母子の会話です(笑)
すぐ近くに住んでいながら、なかなか顔を出さない冷たい娘です。
最近、セレモニーホールの見学に行って、互助会に入ったとか・・・。
「10年積みたてたら、この葬儀が出せるのよ」
「まだ10年生きるつもりなのね」
パンフレットを開いて「このセットで、お料理はこれで!!」
「わたしが取り仕切るのだから、わたしの好きなようにするから心配しないでもいいよ」
と、葬式談義。
婆さまよりも一回り年下なので、まだまだ若いのです。
最近、買ったカメオのペンダントを「わたしが死んだら、あなたのもの」と見せてくれました。
わたしの買い物好きは、彼女の血筋だといつも思います。
花言葉は・・・「淑やか」
美しい淑やかな顔のお方を「芙蓉の顔」とお呼びするそうです。
2012年芙蓉の顔・・・ようやく拝めました。
ついに出合いました。白式部。
白実の小紫かもしれませんが。
花を見逃してしまいましたが、本当に実が白いのです。
たわわに実っていました。
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