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- #コンサルティングとコーチングの違い 中村祐美子
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今日は先日いただいた「お題」について書いてみたいと思います。
そのお題とは・・・「コンサルティングとコーチングの違いは何か?」
どちらも対人サポートであるという共通点はありますが、介入の仕方には大きな違いがあると言われています。その違いとは、いったいどういうものなのでしょうか。
コーチングのコンテキストで用いられるBeingとともに、DoingやHavingも盛り込みながら、その違いについて見ていきたいと思います。
◇その1:キークエスチョン(Key Question)
同じ対人サポートといえども、掘り下げていく際の問いはそれぞれ異なっているように思います。例えば、コンサルティングでは、「どうやって~するか」(Doing)を問い、探求していくのに対して、コーチングは「どのようにありたいか」(Being)を問うていく。
◇その2:フォーカスポイント(焦点)
上記のKey Questionを使ってサポートをしていく際、コンサルティングは、クライアントだけでなく、その周りの「事柄」に大きく焦点を当てていくのに対して、コーチングでは、「クライアントの内面」に目を向けていく。ここでいう事柄とは、一般的には「How-to」が多いのではないかと感じています。
例えば、ダイエットしたい!という人に対して、1週間ファスティングやリンゴダイエット、黒酢ダイエット等、ダイエットを成功させていくための方法を具体的に提案していくのはコンサルティング。一方のコーチングでは、クライアントに対してどのような方法でダイエットをしたいのか、どの程度ダイエットしたいのか、いつまでにダイエットをしたいのかといった形で、クライアントのありたい姿(Want to be)について「問い」を通じて引き出していく。ちなみに、英語での私の理解では、コンサルティングはIssued-centered、コーチングはClient-centered。
◇その3:答えのありか
サポートをしていく際「誰が答えを持っているのか」という点も、両者で異なる点だと思います。コンサルティングでは、ある事柄に対する解決策(ある種の答え)はコンサルタントが持っており、コーチングでは、「ありたい姿を知っている」のはクライアント本人に他なりません。
ここまで書いてきて、コンサルティングとコーチング、違いもあるけど共通点もあるんじゃないの?なんてものも見えてきました。これについては次回!