センサーを1画素ずつ縦横に精密にずらして4回露光して1画素に対してRGB全ての色情報を撮りカメラ内で合成する、と言うのがペンタックスのリアルレゾリューションシステムです。これがオリンパスやパナソニックのマイクロフォーサーズのカメラだと8回露光して解像度も上げて5000万画素相当の見かけ上高精細度写真を得るシステムです。かつての業務放送ビデオの「画素ずらし」の技術と似ているように思います。 ペンタックスの場合3640万画素の解像度は上がりませんが、偽色が無くなり、センサーノイズもかなり減りますから非常に高い解像感が出てきます。ペンタックス自体の画作りは わりと眠たい感じです。リアルレゾリューションで撮っても その印象は変わりませんが 後処理でシャープ処理しても破綻しにくくなってます。