「あなたのためを思って」は、本当にそうなのか?
Jan
16
何気なくテレビをつけたら、ドラマの中で、母親が息子に
「あなたのための思っているのよ」
「だから、〇〇したほうがいいのよ。こうしなさいよ。」
とよくある台詞をはきながら、それに逆らえない息子が言うとおりにする。
という場面に遭遇した。
ドラマあるあるだから、普段だったら、聞き流していたのだと思う。
気になるクライアントさんがいらっしゃって、
その場面をみて気づいたことがあったのだ。
コーチングは、
クライアントのためを思って、全力でセッションをする。
「あなたのためを思って」いるのは同じだが、
コーチの役割は、
「何らかの目的に向かっていくあなたの意思や行動力を信じています。
だから応援しますし、見守っています。」
というスタンスで臨むこと。相手を信じる気持ちが何よりも大切なのだ。
そこには、クライアントに対するリスペクトが当然にある。
ドラマに戻ると、
よくよく考えれば、お母さんは、息子のことを信じ切れていないから、
自分が安心したいために、「あなたのためを思って」と言いつつ、
「お母さんの言うとおりにしなさい」と言っている。
ちっとも「あなたのためを思って」いない。
コーチングを知ると、ドラマの中といえ、
支配と依存という、自立や安心感を妨げるものが何かが
見えてくることがある。
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☆銀座コーチングスクール 認定コーチ
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小川理恵(おがわりえ)
streeeam代表
働くあなたに笑顔と未来を届けるパーソナルコーチ
中小企業バックオフィスコンサルタント
HP
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