想いを共にカタチにし、笑顔と未来を届けるビジネスコーチの小川理恵です。 中小企業に在籍する管理職とのコーチングセッションでの話。 管轄する事務所に、ふらっとA役員が立ち寄ると、 A役員は、必ず、事務所にいる社員ひとり一人に、 挨拶だけでなく、「いつもありがとう。ご苦労様」といった声掛けをするという。 自然に、当たり前にそうした対応をされるという。 「B役員にも同じようにしてほしいのですよね。」とクライアントである 管理職はおっしゃった。 何が異なるのか?どう感じるのか?という問いに、 「見てくれていると思うだけで単純に嬉しいし、安心するのですよ。」 と管理職はおっしゃる。 これは、“存在承認”の話だ。 私もA役員のお人柄を知っているが、 恐らく“存在承認”なんて言葉はご存じなく、 意識しなくても、自然に習慣的にできる方だ。 とても素敵なことだ。 存在承認とは、一切の評価を交えずに、 相手に関心をもち、 「ただ居てくれてありがとう」と相手の存在そのものを認めることだ。 会社という組織の中で、いったい何をすればいいのだ? と思われるかもしれないが、 社員が、成果を出していようがいまいが関係なく、 ひとり一人に漏れなく、 「いてくれてありがとう」という気持ちが 相手に伝わるようにすること。 伝えたつもりでもダメで、「相手に伝わる」ことが重要だ。 挨拶を幹部から先にしたってよいし、 挨拶されたら元気よく挨拶を返す。 それに加えて、「元気でやっているか」という声掛けでもよいし、 日頃の感謝の言葉を伝えたってよい。 相手に「あなたに関心をもっていますよ。いてくれてありがとう」という 気持ちが伝われば何でもよいのだ。 自分なりにできそうなことが一つはあるはず。 経営者や幹部が、誰に対しても存在承認ができ、 社員全員にその気持ちが確実に伝わったら、会社はどう変わっていくだろう。 私はコーチとして何をするのが最善の道かを考える一日になった。 ***************************************************************** ☆銀座コーチングスクール 認定コーチ ☆CBL(コーチビジネス研究所) 認定コーチ ♪”話を聴いてほしい”と思い立ったら、コーチ探せるのプロフィールページより お気軽にご連絡ください♪ ♬**************♬**************♬**************♬ 小川理恵(おがわりえ) streeeam代表 関わるすべての人に、笑顔と未来を届けるビジネスコーチ 中小企業バックオフィスコンサルタント facebook HP note投稿 ♬**************♬**************♬**************♬