中小企業バックオフィスコンサル×エグゼクティブコーチの小川理恵です。 今回は、コンサルティング、すなわち問題解決を行う際の現状ヒアリングに ついて、コーチングスキルをどう活用しているかをお伝えします。 お客様の業務上のお悩みの解決案をご提案し、実行を支援するのがコンサルの 役割ですから、言うまでもなく、情報把握力は非常に重要になります。 このために、資料を提出していただいたり、ヒアリングに応えていただいたり するわけですが、どこまで的確、正確に情報が収集、把握できるかがコンサル には問われます。 情報把握場面では、コーチングスキルの『水平質問』、『チャンクダウン』の 手法が活かせます。お客様のお話は、お悩みに凝縮されたものになりがちです が、この際に、水平質問である「他には?」「他には?」と問うていくことで、 周辺に話が広がります。 また、『チャンクダウン』とは、かたまりをほぐす意味ですが、一つひとつの 話題や項目をより丁寧に掘り下げて=チャンクダウンしていくと、イメージで きるくらい、お客様の業務の様子が理解できるようになります。 これだけでなく、より正確に理解するために、様々な視点から質問し、それを 気持ちよく話をしていただき、判断や評価を交えずにしっかり傾聴するという コーチングスキルは、お客様の安心感にも結びつき、結果としてたくさんの情 報を話していただくことになると感じています。 このことで、一見すると、最初にお話されたお悩みには直接関係のないように 思える事象でも、実は関連していると思うことや、抱えている課題の全体像を 把握しやすくなるという利点があります。 現状をお伺いしているときに、お客様の気持ちも拝聞できると、気掛かりが どうして、どんなところにあるのかも理解できるように感じます。 単なる「聞く」ではなく「聴く」ができるだけで、情報収集の広さや深さが 大きく変わると実感しています。 次回は、目標、ありたい姿のヒアリングについてお伝えします。 ***************************************************************** ★日本エグゼクティブコーチ協会(JEA)認定エグゼクティブコーチ ☆銀座コーチングスクール(GCS)認定プロフェッショナルコーチ ☆CBL(コーチビジネス研究所)認定コーチ ♪”話を聴いてほしい”と思い立ったら、コーチ探せるのプロフィールページより お気軽にご連絡ください♪ ♬**************♬**************♬**************♬ 小川理恵(おがわりえ) streeeam代表 関わる人すべてに、笑顔と未来を届ける エグゼクティブコーチ ビジネスコーチ 伴走支援型中小企業バックオフィスコンサルタント facebook HP note投稿 ♬**************♬**************♬**************♬