2020.3.28 自粛で読んだ本
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以前、整体療術が国際的医学論文として認められたものを調べて読んでいたので、概要は何となく分かっていたけど、発生学や日本伝統療術の基礎である推拿(すいな)、五輪書のことも少し書いてあり、著者である立花和宏さんの論文が認められるまでの経緯や全国統一基礎医学検定の勧めがあちこちに書いてある本でした。
東洋医学、代替医療と民間療法、歯科的問題の所も面白かったです。
この本で言いたかったのは、国家資格を持たないで人の体に触れ対価をいただく民間療法セラピスト(整体、カイロプラクティック、タイ古式、ヨガ、アーユルベーダ、アロマテラピー、リフレクソロジー、リンパトリートメント、エステ、心理療法、トレーナー、サプリメントアドバイザー等)は正しい解剖と生理を知るために全国統一基礎医学検定を受けましょう、と言うことです。
確かに私も含め断片的な勉強は殆どのセラピストが行っていると思うが、全てを知ってから施術を行っている人は1%もいないのではないかと思う。
知らなくても少し施術方法を学べばできてしまう民間セラピストが、よほどの事故が多発しない限り法律改正でできなくなることは今後もないと思う。
しかし、何らかの検定を取得して、西洋医療との懸け橋ができるセラピストは明らかな差別化ができそうです。
時間とお金がかかることだけど、ちょっと考えてみようかな
ティオラポンタイマッサージスクールのHPに本の紹介ページを追加してみました。
http://www.tobikiri.net/page/book