2部の演奏
Jun
10
South Rampart Street Paradeというデキシーでは有名な曲ですが、サックスにとってはテンポが速い上にアルペジオパターンが沢山あって大変な曲です。
今回は落ち着いたテンポだったので何とか乱れずに終わりました。
途中のトランペットソロもデキシー調に吹いていたし、トロンボーンが無伴奏で、これもデキシー調のアドリブを4人でやっていました。
2部の出だしの曲にふさわしいですね。2曲目はボーカルでバラードの Bewitched です。
ボーカル曲はリードアルトに美味しいフレーズがあるので好きですね。3曲目もボーカルで Sentimental Journey です。
この曲は途中でキーが変りますが、サックスソリでメロディーを吹きます。
ビブラートをかけて、少し古い感じのジャズの吹き方をしましたが、そのように聞こえたかは?です。さて、4曲目からはゲストの高橋達也さんの出番です。
O Sole Mio はどなたでも知っていると思いますが、テナーでやるとこれが格好いいですね〜
高橋さんの図太いテナーは特に合います。
バックをやっていてもガンガン音が聞こえてきて凄かったです。5曲目はスタンダードの Night and Day ですが、アレンジが途中でボサノバになり4ビートでガンガン行きます。
ボサノバと4ビートの吹き方を変えなくてはいけませんが、ボサノバのところが少しぎこちなくなってしまいました。
ボサノバのリズムに大きく乗って吹くテナーは最高でした。6曲目は Got Bless The Child というスローバラッドの曲です。
出だしはリードアルトがフィーチャーされていますが、単調すぎるメロディで始めはどうやって吹こうかと迷いました。
高橋さんからは色気を出して吹いて と言われていたので、ベンドをかけてみましたがどうだったでしょうかね〜
高橋さんはスローの曲も大きく歌っていて、包み込まれるようなノリでした。7曲目はアップテンポの Secret Love です。
これもバックが大変でした。
早い上にリズムがややこしいところがあります。
高橋さんの提案で曲の最後にドラムソロを入れましたが、これがとても良かったですね。
勢いで何とか終わらした感じですが、ステージでは勢いも大切ですね。8曲目は Cotton Tail です。
この曲はサックスメインで長〜いソリがあり、大変な曲です。
高橋さんにも入ってもらい、ソロでは2ndテナーとのバトルもやって頂きました。
ん〜 やはりプロは違う!
音自体も違いますが、フレージングがとてもスムーズで流れています。9曲目は有名な Sing Sing Sing で締めくくりです。
この曲もコンマスの提案で、ドラムソロをだんだん早くして。最後は凄いスピードで終わらせました。
お客さんからも沢山の拍手を頂き、ほっと一息です。最後の曲は我々のバンドテーマ曲を吹いて終了です。あっという間のステージでしたが、異空間での演奏は何とも言えないものがあります。また次回のリサイタルに向けての始まりでもありますが、とりあえずは打ち上げで今日の反省はさておき盛り上がりました。
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