クロマチックウォーミングアップについて
Jan
3
あまり調子がのらなかったですが、リードを外した時にリガチャとリードの裏が濡れていたので、リードが歪んできたのを知らずに無理に吹いていたかもしれません。
もうリードの変え時ですね。
明日は新品リードを使わないと・・・さて、昨日UPしたクロマチックウォーミングアップ方法はご覧になったでしょうか?
今まで頭で考えて練習していたことを譜面として見てみると、ただの半音階の羅列ですね。クロマチックなので半音階なのですが、譜面にすると#bがややこしそうに見えます。3連符以上のものは、一つのパターンで、出だしの音が半音ずつ下がっていくか、上がっていくかの違いしかありません。いろいろなパターンを作って同じようにやってみるのも良いと思います。私は楽器を持った時に、このようなことを基本的に1時間やっていますが、その日の調子によりパターンを変えます。
週末サックスプレーヤーは特に必要ですね。
毎日吹けるのなら、1時間はいらないかもしれません。楽器を持ったら、始めの全音符は必ず行ないますが、体もアンブシュアもリードも楽器を鳴らす態勢体勢にないので、調子を見ながら何回か繰り返しています。
アンブシュアがしびれたり、息が続かない時は途中で深呼吸です。また、調子が良くない時は、3拍半のパターン、3拍パターン、2拍、1拍半と徐々に音の長さを短くして調子を上げていきます。だいたい5連符あたりから調子が出てくるので、30分はかかりますね。8連符あたりになると、恍惚の境地に入っていて、声をかけられても全く気がつかないくらいになっています。(笑)最近は、ただ吹くだけではなく、イーブンのノリやスイングのノリで練習もしています。
4分音符の時には、8分や3連符のビブラートを付けたりもしていますね。タンギングはしないで(舌はつかない)3連符の時に、1つ目の音、2つ目の音、3つ目の音と強調する音を息でコントロールして出す練習もしています。
これは慣れてから行なった方がよいですね。半音階のパターン練習ですが、やりづらい指やBbをどのように押さえるか、テーブルキーやサイドキーを使う音がやりづらいことが良く分かると思います。
この練習の時は、中音のBbは右手サイドキーを全て使っています。メトロノームを鳴らすと、やりやすい所は早くなって、やりづらい所は遅くなってしまうことが良く分かります。これがこの練習では大切なところです。指癖をなくすこと、メトロノームで正確な指使いをできるようにすることも、この練習のテーマになっています。では、続きは次回に