復刻版 ビックバンドのお話その11
Dec
30
今年は、いろいろなものを試すためと自己満足のためにオークションやネットショップ、お店で手に入れました。
部屋のステレオ装置が壊れたので少しでも良い音が出る小型のスピーカーを探していて、CPCCの飲み会で話題になった、タイムドメイン理論というものを元に作られたタイムドメインというスピーカーを手に入れ、とても音の定位が良くクリアなので気に入っています。
時計も1968年製のビンテージ オメガ Constellation やセイコーの24時間以上動かさないと針が止まるパワーセーブ機能が付いたキネティック・パーペチュアルカレンダーモデるや、遊びで購入したドン小西の自動巻き時計もありますが、この時計はたいして使っていないのにすぐに壊れてしまい、クレームを出そうにも保証書に記載の電話は通じないしオークションショップなので安心していましたが、削除されていて連絡がつかない悪質業者に当たってしまいました。
皆さんも気を付けてください。 といっても一時販売して煙のように消えてしまい、新たなショップ名でIDを取るので新しい所は避けるくらいしかできないですけどね。
部屋の壁紙を張り替えてから何も飾っていなかったので、少し華やかにしようと思ってフランス人画家のジャン・クロード・キリチの『海に向かう坂道』という地中海の町並みを描いたリトグラフやヒロ・ヤマガタの『バースデーパーティ』というシルクスクリーンを購入して飾りました。
90cmの額は部屋に飾ると存在感抜群です。
ブログでも紹介した Millefiori のフレグランスはあれから3種類増えましたが、お店でかいだ香りが良くても、部屋に合うとは限りませんね。
ちょっとスパイシーなものを購入しましたが、ずーとこの香りでは頭が痛くなりそうです。
トイレや玄関など長居しない場所には合いますので、使う場所に合わせた香りを選択することが必要ですね。
庭もチョキチョキと生垣などをやっていましたが、園芸用の40cmある電気バリカンを購入し一気に刈り込みをしています。
梅の木の小枝も切れるので、小型チェーンソーと合わせて、だいたいの手入れが短時間で終わるようになりました。
使い始めは慣れなくて、自分の電源コードを切ってしまいました・・・
ディスクグラインダーも購入したので、木の加工はもちろん、金属の切断もできるので廃棄電気製品の解体にはずいぶん役に立ちました。
庭の手入れをやっていると蚊に刺さるので、どうにかならないか調べてみましたが、どうもハーブを植えると良いらしいので、スペアミントなどを9ポット植えてみましたが、あまり効果は感じられないです。
ハーブティにして飲んでみましたが、香りは出ますが、もう少し研究が必要な味です。
ハーブは寒さにも強いので、枯れることなく元気に香りを楽しませてくれるので、この点は良いですね。
蚊の対策を更に調べて見ると、ニームというアフリカのスーダンで、イナゴの大群が大襲来し、ありとあらゆる木の葉や野菜類を瞬く間に食べ尽くされ荒涼とした景色の中に、緑々と残る木(ニーム)をドイツの昆虫学者が目撃したことがきっかけで、研究され200種類以上の害虫などに効果があるという木を見つけました。
インドでは"ミラクルニーム"と呼ばれるこの木は、万病に効く、白蟻などのいかなる害虫も寄せ付けない木、として有機肥料や紙、衣類などの保存用等に広く利用されているそうです。
さっそくオークションで40cmくらいの木を2つ入手して、寒さに弱いので3年間は暖かい部屋で冬を過ごすため、今は部屋の中に真四角な白い鉢に入れて飾っています。
残念ながら葉は枯れて来ていますが、昨日その葉を煮出して殺虫剤を作りました。
庭に植えて殺虫効果が出るのは3年後以降ですね。
最近は、ららぽーとの in The Room 閉店セールで半額で購入した130cmもある サンスベリアという観葉植物も部屋に入れています。
購入してから調べましたが、このサンスベリアはマイナスイオンを沢山出す植物だそうです。
車用品では、3000ccのウインダムを購入してからワックスや洗車機にかけたことがありませんが、洗車時にコーティング剤を水と一緒に使う楽ちん洗車で綺麗にしています。
いままでは、プラモデルのハセガワがプラモデル用のコーティングポリマーを実車用に開発した零三式コーティングポリマーを使っていましたが、オークションに出ていなかったので、初めて洗車の王国という洗車屋さんが販売しているファインクリスタルというものを購入しました。
実は、高圧洗浄機をこの会社から買いましたが、ついでに詰替用が量も多いし安かったので購入したものです。
なかなか良い臭いもするし、輝きも水はじきも良いので気に入っています。
会社の隣がフェラーリやポルシェ、マセラッティ、ベントレーなど高級外車ばかり入庫する修理屋さんで、車体も鏡のように綺麗に仕上げているので、一度コーティングをお願いしようと思っていますが、車体に付くスラッジを取り除くねんどを使ってみたら、塗装がつるつるになったので、当分はコーディング剤とねんどで十分そうです。
今年は身の回りの物にお金をかけましたが、高圧洗浄機をはじめ、家を綺麗にしたり、部屋を綺麗にしたり、ソファーベッドを入れてゆったり空間を作ったりすることができましたし、家のセキュリティとして、熱・煙感知器を台所と全部屋と廊下に自分で取付ける事もできて良かったと思います。
もちろん音楽でもリードアルトからテナーに戻り King Super20 Silver Sonic のテナーを手に入れたり、練習録音用のレコーダーを購入して活用しています。
来年は寅年
虎を野に放ち 虎視眈々としていても 虎穴に入らずんば虎子を得ず
虎の尾を踏むのもおそれず、元気に挑戦していきます。
来年もよろしくお願いいたします。
復刻版 ビックバンドのお話その11です。
これは2004年11月12日のブログを見直したものです。
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前回まで、1stアルトサックスから5thバリトンサックスまでの役割についてお話をいたしましたがいかがでしたでしょうか?
どのパートも大切な役割を担っているんですね。
サックスセクションは、甘いカクテルミュージックやダンス音楽から大蛇がうねるような図太いサウンドまで、たくさんの表現をすることができるセクションです。
そして、綺麗なハーモニーが奏でられたときは、演奏しているプレーヤーも聴いている方もとても感動を覚えます。
是非このような感動のサウンドを目指して、セクション練習を細かなところまで詰めて表現できるようにしましょう。
さて今日は、木管楽器であるサックスセクションの宿命である、持ち替え楽器のお話をいたします。
では、いきましょう
● サックスセクションの宿命 − 持ち替え楽器について
持ち替え楽器には、どのようなものがあるか、まずお話しいたします。
一番多い代表的な持ち替え楽器としては、ソプラノサックス、フルート、クラリネットがあげられます。
だいたいビックバンドで使われる曲では、この3種類の持ち替え楽器の指定がほとんどです。
その他にも、ピッコロ、アルトフルート、バスクラリネットがありますが、この指定がある譜面は少ないですね。
アレンジャーによっては、バスクラリネットをよく使う人もいますが・・・
1.なぜ持ち替え楽器が必要か?
サックスはご存じのとおり木管楽器です。
アレンジャーは欲しいサウンドを出すため、メロディーラインであるサックスセクションに多彩な音色の変化を求めるわけです。
フルート、クラリネットも木管楽器ですので、その組み合わせで出したいサウンドを指定するわけですね。
この持ち替え楽器の必要性は全てアレンジャーにかかっているんです。
曲の途中で持ち替えの指定があったり、全面持ち替え楽器で演奏する曲もあります。
ベニーグッドマンに代表されるクラリネットリードの曲や、デュークエリントン当時のビックバンドでは、よく持ち替え楽器の曲がありますし、ヴォーカルの曲でも良く出てきますね。
最近は、持ち替えが必要な曲が少なくなっているような気がしますが、多彩なサックスセクションのサウンドを出すためにも、ビックバンドを楽しんでいるプレーヤーは、持ち替え楽器を練習しておく必要があります。
特にプロになってビックバンドに入りたい方は必須です。
たくさんの楽器をマスターするのは大変ですが、いろいろな楽器が吹けることのできるサックスセクションの特権かもしれません。
ちなみに、トロンボーンの持ち替えはほとんどないですし、トランペットでは、フリューゲルホーンを持ち替えて使うくらいです。 サックスの人は、器用じゃないとできないですね。
2.パートごとの持ち替え楽器として多いのは (私が多いと思う順番に並べてみました。)
1AS : ソプラノサックス、フルート、クラリネット
3AS : クラリネット、フルート、ソプラノサックス、アルトフルート、ピッコロ
2TS : フルート、ソプラノサックス、クラリネット、ピッコロ、アルトフルート
4TS : フルート、クラリネット、アルトフルート、バスクラリネット
5BS : バスクラリネット、ピッコロ、アルトサックス
だいたい、このような持ち替えの指定が多いと思います。
先ほどもお話ししたように、ピッコロ、アルトフルート、バスクラリネットはあまり使われませんが、担当するパートはだいたいこのようになると言うことでご覧ください。
今日は、持ち替え楽器がなぜ必要か?のお話と、パートごとの持ち替え楽器の種類をお話いたしました。
次回は、どの持ち替え楽器を練習したらよいか? のお話ししたいと思います。