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ティオラポン・タイ古式マッサージスクールのホームページです。

ご自宅がスクールになります。

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◆チャーリーパーカー

チャレンジングクラブ◆

 


◆ Charlie Parker Challenging Club ◆


(通称”CPCC”) は、チャーリーパーカーの演奏を学び、自己の音楽表現を向上させようというサックスプレーヤーの集まりです。

2005年3月12日に石森管楽器地下ホールで発足会を行ない産声を上げました。

参加はサックスをこよなく愛し、チャーリーパーカーを学びたい方ならどなたでも大歓迎です。

CPCCに興味のある方はHPで詳細をご確認ください


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◆ お世話になっているサックス販売・修理専門店 ◆


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演奏会・リサイタルのお知らせ

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演奏会・リサイタルのお知らせ

2005.1.11 今日は、演奏会・リサイタルのお知らせです。


 


おたすけおじさんの 演奏会・リサイタル のお知らせ


 


こんにちは サックス奏者の皆様


すっかりご無沙汰をしてしまっています。


現在、演奏会・リサイタルに向け特訓中です。 そのリサイタルのお知らせをいたします。


昨年の10月から、テナーをアルトサックスに持ち替えてリードアルトを担当することになりました。 おかげでテナーは全く吹いていません。 テナーとアルトは全く違う楽器なので、アルトの繊細なコントロールを行なうために吹かないようにして何とか演奏できるように特訓中です。


マウスピースもビックバンドで使えるメイヤーに変更したので、またまた大変です。 今までは息のとおりがよくて、テナーから持ち替えてもあまり違和感のないマウスピースを使っていたため、メイヤーではとても息の入りが悪くてきつく感じます。


初めて大きなリサイタルでリードアルトを行ないますが、よろしかったら聴きに来てください。 アルトサックスフィーチャー曲もあります。


1月29日(土) 横浜の【関内ホール関内駅下車馬車道 16:30開場 17:00開演 です。


チケットは、前売り1500円 当日2000円です。


当日は、日本でハイノートを吹かせたらこの人しかいない、あのエリックさんが遊びに来てくれる予定です。


チケットは、前売り1500円で当日入場できる、ご案内状をお送りいたしますので下記ホームページより必要事項ご記入して送信してください。 1月25日に郵送させていただきます。


 


ご案内状申込ページ →  http://www.tobikiri.net/cso40th.htm


 


 


 



◆ 音の高さ表記は、C=ド、D=レ、E=ミ、F=ファ、G=ソ、A=ラ、B=シ でお話ししています。


◆ 皆様のご質問をお待ちしています。 woodwind@tobikiri.net ← ここをクリックしてメールでご連絡ください。 このブログでも紹介させていただきます。


◆ このブログは、2004年9月2日から下記URLで見ることができますので、ブックマ−クに登録頂ければ幸いです。


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  また、過去ブログも是非ご覧くださいね。


◆ おたすけおじさんのサックスとは全く関係のないお知らせ → おたすけおじさんは、ビジネス系ホームページを1ページ目だけ公開しました。 URLは、 http://www.tobikiri.net です。 ビジネス系メルマガも発行しています。


ご注意 : ここでお話しすることは、私のジャズサックス人生での経験上のことですので、全てが正しいとは限りません。 いろいろなやり方・奏法・考え方がありますので、参考程度に読んでください。 とは言っても、経験上で間違ったことを書くつもりはありませんのでご安心を皆様からのご意見も取り入れて、私も勉強していきたいと思いますので、温かく見守っていただければ幸いです。 * サックスを習っている方は、講師・先生の教えを優先してくださいね。 (このブログの内容にも著作権があります。 内容をコピー・転載するときは、 woodwind@tobikiri.net  ← ここをクリックしてメールでご連絡してください。)


 



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おたすけおじさんの 呼吸の種類 のお話し

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おたすけおじさんの 呼吸の種類...

2004.11.29 今日は、呼吸の種類に関する質問 です。


 


おたすけおじさんの 呼吸の種類 のお話し


 


こんにちは サックス奏者の皆様


前回のブログに今までのインデックスをまとめましたので、過去のブログ内容をご覧になりたい方は是非見てくださいね。


今日は、呼吸の種類と言うことで 腹式呼吸、胸式呼吸、鎖骨呼吸 についてお話ししてみたいと思います。


 


● 腹式呼吸の体験方法


腹式呼吸については、既にお話しいたしましたが、まだ良く分からない方のために、体験できる方法をお話ししたいと思います。


・まず両手を肋骨の左右に当てます。 (脇の下より少し下がったあたりです。)


・前屈みになります。


・呼吸をします。


このようにすると、鎖骨が横に広がらないため、お腹で息を呼吸している腹式呼吸の感覚が体験できます。


・次に、お腹の感覚を忘れないように徐々に体を起こしていき、より深く呼吸ができる腹式呼吸を覚えます。


腹式呼吸の感覚を忘れた時も、やってみてください。


 


● 胸式呼吸


胸の壁を外側に向かって押し広げる呼吸方法です。


この呼吸方法を分かりやすく体験する方法は、


・床にうつぶせに横たわります。


・膝を曲げて、足のかかとを持ち上げます。


このようにすると、お腹が膨らみづらくなりますので、その状態で呼吸をすると胸で呼吸していることが分かります。


更に分かりやすく体験するには、


・お尻を持ち上げます。


この状態で呼吸をすると、胸の真ん中あたりが広がっていることがよく分かりますね。


 


● 鎖骨呼吸


鎖骨を上げる呼吸方法で、通常の呼吸でも少しやっているものです。


この呼吸は、息が苦しくなった時に肩を上下させますが、この鎖骨の動きが鎖骨呼吸と言われているものです。 鎖骨を上げることにより、肺を上に広げているんですね。


 


● まとめ


3つの呼吸法と言っても腹式呼吸以外の呼吸は単独では、楽器を吹くために十分な呼吸とはいえません。 


一番大切で楽器を吹くために効率的なのは腹式呼吸ですが、他の呼吸方法も複合的に行なうことにより、より効率の良い息を吸うことができるでしょう。


息を吸うためのコツとしては、息を吸う時に絶対にアゴを引いてはいけないと言うことです。 別な言い方をすると、下を向かないと言うことです。 やってみると分かりますが、十分に息を吸うことができません。


息をマウスピースの上から吸うようにすると、十分な息を吸いやすいし、下唇を離さないためアンブシュアも崩れません。


一度はお試しください。


 


今日のお話しはこれで終わりです。 呼吸はとても大切ですので、初めのうちは意識して行なうことが必要ですし、訓練することも必要です。 ある程度圧力がかけられる呼吸が分かったら、音楽的な事を考えるようにしてください。 でも、音質やニュアンスのコントロールで悩んだ時は、また呼吸を見直してみてください。 きっと何か発見することがあると思いますよ。


次回は、質問コーナーにしたいと思います。


 



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おたすけおじさんの 61回分ブログのインデックス

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おたすけおじさんの 61回分ブ...

2004.11.27 今日は、いままでのブログインデックス です。


 


おたすけおじさんの 61回分ブログのインデックス


 


こんにちは サックス奏者の皆様


呼吸の話は次回にして、今日はいままでのブログのインデックスを作ることにしました。 項目ごとに日にちが書いてありますので、右側にあるカレンダーで日にちを指定してください。 カレンダーの上にある > と < で月が変えられます。 >> と >> は年が変わってしまします。


◆ インデックス ◆


自己紹介 ・・・ 9月2日


楽器を吹くまでの準備 ・・・ 9月3日、4日、5日


楽器を持ってはじめに出す音(ウォーミングアップ) ・・・ 9月6日


ヨガの呼吸法 ・・・ 9月6日


ロングトーンについて ・・・ 9月7日、8日

 


循環呼吸について ・・・ 9月7日


アンブシュアについて(ファットリップ、シングルリップ、ダブルリップ他) ・・・ 9月9日


チューニングメーターについて(音程はチューニングメーターが作るんじゃない) ・・・ 9月9日


マウスピースパッチについて ・・・ 9月9日


楽器の持ち方についてその1(無理な持ち方の矯正方法) ・・・ 9月10日


キーを押さえるときの指の形について ・・・ 9月11日


B♭の換え指について ・・・ 9月11日


楽器の持ち方についてその2 ・・・ 9月12日


Q&A:透き通った音色はヤマハ875EXだからこそ出せる音? ・・・ 9月12日


Q&A:プロや上手な人は何時間吹いていても下唇に歯が当って痛くならないの? ・・・ 9月12日


ハイバッフルMPについて ・・・ 9月13日、14日、15日


持ち替え楽器で使ったフルートの話 ・・・ 9月12日


お腹から息を出す方法(呼吸) ・・・ 9月16日


お腹から息を出す方法(確認方法) ・・・ 9月17日


ストラップのお話 ・・・ 9月18日


サックスケースのお話 ・・・ 9月19日


音色を良くするお話 その1(開放の中音C♯(ド♯)とD(レ)の音色の違い、圧力と音の大きさ) ・・・ 9月20日


音色を良くするお話 その2(C♯(ド♯)とD(レ)の音色を近づける実験?) ・・・ 9月21日


音色を良くするお話 その3(C♯(ド♯)とD(レ)の音色を近づける実験? *オーバートーンを使った方法) ・・・ 9月22日


音色を良くするお話、その4(C♯(ド♯)とD(レ)の音色を近づける実験? *音色を変える方法=1 MPをくわえる深さを変える) ・・・ 9月23日


音色を良くするお話、その5(C♯(ド♯)とD(レ)の音色を近づける実験? *音色を変える方法=2 リードに触れる下唇の面積を変える) ・・・ 9月24日


タンギングの練習方法 ・・・ 9月25日


追加:タンギングの発音、舌のどの場所を使うのか ・・・ 9月28日


レガートタンギングとスピードアップについて ・・・ 9月29日


ハーフタンギングについて ・・・ 9月30日


スケールのお話(スケールの基礎) ・・・ 10月1日


究極のスケール練習法(全てのキーを効果的に練習する方法) ・・・ 10月2日


初めて選ぶサックスの金額は? ・・・ 10月3日


サックスを買わなくても練習できる方法(レンタル楽器 ) ・・・ 10月4日


中古サックスについて ・・・ 10月5日


調整されている楽器か簡単に見分ける方法 ・・・ 10月6日


Q&A:ダブルリップは今後サックスを吹いていくうえて弊害はありますか? ・・・ 10月12日


Q&A:中音シとドの音程が下がるのですが? ・・・ 10月13日


鳴らないリードの削り方 ・・・ 10月14日


リードを削らないで鳴るようにする方法 ・・・ 10月16日


ハーフタンギングの練習方法 その1(まずはじめにレガートタンギングの練習方法から) ・・・ 10月17日


ハーフタンギングの練習方法 その2(ハーフタンギングの練習方法) ・・・ 10月18日


ハーフタンギングの練習方法 その3(弱いタンギングと強いタンギングについて) ・・・ 10月19日


音の止め方の重要性 ・・・ 10月19日


ビブラートのお話 その1(ビブラートとは?、ビブラートの付け方?下顎をつかってかける方法) ・・・ 10月20日


ビブラートのお話その2(ビブラートの付け方?、お腹からの息でかける方法
、舌やのどを使ってかける方法) ・・・ 10月21日


ビブラートのお話その3(ビブラートをかけるのは上下どっち?、ビブラートの細かさ(振幅)について、ビブラートの音程の幅について) ・・・ 10月22日


Q&A:タンギングのときに下顎に力が入ってしまいます ・・・ 10月25日


ビックバンドのお話 その1(ビックバンドの秘密:バンドにかかわる人は?) ・・・ 10月26日


ビックバンドのお話 その2(ビックバンドの秘密:座り方に決まりはあるの?) ・・・ 10月27日


ビックバンドのお話 その3(ビックバンドの秘密:サックスセクションの役割・醍醐味は?、サックスセクションの苦手と、その克服方法) ・・・ 10月29日


Q&A:大きな音を出すのに肺活量を上げる必要は?(サックスを吹くために大切なこと:圧力とアンブシュアについて、楽器を持たなくても出来る息の圧力を上げる練習方法、楽器を使っての練習方法) ・・・ 10月31日


ビックバンドのお話 その4(リードアルトについて?) ・・・ 11月1日


ビックバンドのお話 その5(リードアルトについて?) ・・・ 11月3日


ビックバンドのお話 その6(サックスセクションのサウンド・綺麗なハーモニーの作り方:練習方法) ・・・ 11月4日


ビックバンドのお話 その7(2ndテナーの役割) ・・・ 11月5日


ビックバンドのお話 その8(3rdアルトの役割) ・・・ 11月6日


ビックバンドのお話 その9(4thテナーの役割) ・・・ 11月7日


ビックバンドのお話 その10(5thバリトンの役割) ・・・ 11月8日


ビックバンドのお話 その11(サックスセクションの宿命:持ち替え楽器について?) ・・・ 11月12日


ビックバンドのお話 その12(サックスセクションの宿命:持ち替え楽器について?) ・・・ 11月13日


ビックバンドのお話 その13(サックスセクションの宿命:持ち替え楽器について?) ・・・ 11月14日


Q&A:腹式呼吸で息をたくさん吸うコツは? ・・・ 11月23日


Q&A:ブレスを早くする練習方法は? ・・・ 11月23日


Q&A:高い音で音程が高くなるのを直す方法は? ・・・ 11月24日


ルー・タバキンさんのクリニック


音を太くするにはどうしたらよいでしょう? ・・・ 9月11日

タバキンさんの楽器について ・・・ 9月12日

リードの管理と、リードのまめ知識 ・・・ 9月13日

アドリブについて ・・・ 9月14日

練習方法について ・・・ 9月15日

演奏についての考え方 ・・・ 9月16日


 


● いままでお話しした61回分のインデックスです。 できれば定期的に作成していきたいと思いますのでこれからもよろしくお願いいたします。


 



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おたすけおじさんのビックバンドのお話13サックスの宿命-3

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おたすけおじさんのビックバンド...

2004.11.14 今日は、ビックバンドのお話 その13 です。


 


おたすけおじさんの ビックバンドのお話 その13 サックスの宿命 その3


 


こんにちは サックス奏者の皆様


前回は、どの持ち替え楽器を最初に練習したらよいか? のお話をいたしました。 持ち替え楽器を練習してもすぐに演奏で使えるわけではありませんので、そのような場合は、どうしたらよいか? 今日は考えてみたいと思います。 また、持ち替え楽器を使ったときの、セクション内およびバンドのバランスをどのように考えていくかもお話したいと思います。


では、いきましょう


 


● サックスセクションの宿命 − 持ち替え楽器について


4.パートアサインをどうするか?


自分の担当パートに、持ち替え楽器の指定があるが、持っていない、まだ上手く吹けない時はどうするか?


この時は、できる人とパートを変る必要があります。


テナーやアルトどおしでしたら、持ち替えの場所だけ譜面を交換すれば問題ありません。


アルトとテナーの場合は、音域の問題もありますが、同じように書き換えます。


バリトンの場合は、ケースバイケースで書き換えるか、あきらめるかです。 バリトンの譜面を書き換えると、どうしてもサウンドが変ってしまうのでよくサウンドを確認してから決める必要があります。


どうしてもパートアサインが上手くいかないときは、自分の楽器に合うように移調します。


この場合は明らかにアレンジャーの意図するサウンドと違ってきますが、その曲ができなくなってしまいますので、この方法で対応するしかありません。


参考までに各楽器のキーを書いておきます。


キーが 【C】  の楽器は、フルート、ピッコロ

キーが 【Bb】 の楽器は、ソプラノサックス、クラリネット

キーが 【Eb】 の楽器は、バスクラリネット、アルトフルート


 


5.持ち替え楽器の時のセクションバランスは?


持ち替え楽器の場合でも、メロディーは、だいたい1ASが持ち替えた楽器が行なう場合が多く、他のパートはそれに対するハーモニーを付けています。


2TSが持ち替え楽器でメロディーになることもあります。


その時は、1ASがハーモニーに入ります。 メロディーとオブリガードで違うフレーズを行なう場合もあるので、よくセクション内や他のパートと確認する必要がありますね。


いずれにしても、メロディーを吹いている持ち替え楽器の音量に、他の楽器のバランスを合わせることが必要になります。


持ち替え楽器がメロディーを吹いていない場合は、持ち替え楽器の音量に合わせることも必要です。


フルートとクラリネットなど、複数の楽器がある場合も、メロディーを吹いている楽器の音量に合わせてバランスをとることが必要です。


どうしても、持ち替え楽器の音量が足らないので、バンド全体で音量バランスを合わせてもらう必要も出てきます。 この場合、コンサートマスターに『これ以上大きな音は無理!』と言って全体のバランスをとってもらいましょう。 ただし、全てが持ち替え楽器の音量に合わせる必要がない場合もありますので、演奏する曲想やアレンジをよく確認してみてくださいね。


他に音量アップの方法としては、マイクに頼るしかありません。


マイクがある場合は、サックスのポジションからマイクを動かして音を拡声してもらう必要があります。 フルートの場合は、歌口の前にマイクを持っていくと、息の音が大きく入ってしまいますので、少し歌口からマイクをずらしてあげましょう。 クラリネットの場合は、ベルの下にマイクを持っていくと、キーを塞いだ音(中音B〜D、低音E〜F)だけ大きくなってしまいますので、この場合も右手の前あたりにマイクをセッティングすると良いと思います。 マイクロホンの指向性によっても違うので、PAの方に聴いてみるのが良いと思います。


 


今日は、パートアサインと、持ち替え楽器の時のセクションバランスは? のお話をいたしました。 これで、ビックバンドのサックスセクションのお話は終わりにしようと思います。 まだまだケースバイケースのお話が沢山ありますが、このブログの主旨から離れてきますので、このへんで・・・


次回は、またサックスの基本のお話や、ご質問のお話しにしたいと思います。


 



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おたすけおじさんの ビックバンド お話 その3

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おたすけおじさんの ビックバン...

2004.10.29 今日は、ビックバンドのお話 その3 をいたします。


 


おたすけおじさんの ビックバンド お話 その3


 


こんにちは サックス奏者の皆様


今日もビックバンドの最前列に位置するサックスセクションについて書いてみたいと思います。


 


● ビックバンドの秘密? サックスセクションの役割・醍醐味は?


サックスセクションは、メロディーを主に受け持つセクションです。


このメロディーを歌うように吹いて、バンドを引っ張っていくことが主な役割です。


アルト、テナー、バリトンと3つの楽器のセクションですので、音域も広く、それぞれの音色が微妙に混ざり合い、とても厚いハーモニーを奏でることができます。


5人の歌い(吹き方)がピッタリ合って、気持ちのよいハーモニーを奏でれば、聞いている人を圧倒させたり、気持ちよく音楽の海の中に漂わせることができます。


メロディー以外のオブリガートやハーモニーのときも、他のセクションやボーカルのメロディーのバック、ソロのバックのときも、主人公を見事に引き立たせるのもサックスセクションの役割です。


お勧めのサックスセクションとしては、ケニークラークとフランシーボーランドというビックバンドのサックスセクションは、大蛇がうねるような分厚い、素晴らしいサックスソリを聴かせてくれます。


ビックバンドではありませんが、スーパーサックスというビックバンドと同じ編成のサックスセクションが、チャーリーパーカーのソロを、見事なアンサンブルで聴かせてくれます。


サックスセクションの醍醐味は、この5人で奏でるサックスソリにありますね。


そして16分音符が沢山入っていて難しい譜面が多いのも、サックスセクションです。


 


● サックスセクションの苦手 (私のバンドだけ??) と その克服方法


苦手なのは、ブラスがよく担当する、リズムパターンを吹くことではないでしょうか?


通常はメロディーが多いため、歌い上げたり、少しレイドバック(フレーズの中でリズムに対して遅く吹くこと)することが多いため、リズムパターンは、どうしても苦手な部類に入ります。


テナーやバリトンになると、音が低いため、音の立ち上がりが悪いことも原因だと思います。


もちろんプロの演奏では、そのようなことはありませんが、私のようなアマチュアビックバンドでは、往々にしてこの傾向があります。


メトロノームを鳴らしながら練習してみると、早くなったり、遅くなったりしているのがよく分かりますので、アンプを使い音を大きく出してバンド全体で練習してみてください。


きっとメトロノームが早く感じたり、遅く感じたりするところがあると思いますよ。


これはとてもうるさいですが、お勧めの練習方法です。


 


今日は、サックスセクションの役割・醍醐味 と 苦手 というお話しでした。


次回は、サックスセクションそれぞれの楽器の役割をお話しいたします。


 



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おたすけおじさんの ビックバンド お話 その2

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おたすけおじさんの ビックバン...

2004.10.27 今日は、ビックバンドのお話 その2 をいたします。


 


おたすけおじさんの ビックバンド お話 その2


 


こんにちは サックス奏者の皆様


今日もビックバンドについて書いてみたいと思います。


 


● ビックバンドの秘密? 座り方に決まりはあるの?


ビックバンドは、前から、サックス5人、後ろにトロンボーン4人、一番後ろにトランペット4人、左側には、ギター、ベース、ピアノ、その後ろにドラムが1人ずつ並んでいます。


サックス、トロンボーン、トランペットの座り方には、決まりがあるんです。 (例外もありますが・・・)


 


では、サックスの5人ですが、向かって左から、フォース(4番)テナー、セカンド(2番)テナー、リード(1番)アルト、サード(3番)アルト、バリトンサックスと並んでします。


バンドによっては、サードアルト、セカンドテナー、リードアルト、フォーステナー、バリトンサックスの順番で並んでいるバンドもあります。


トロンボーンは、左から、セカンドトロンボーン、リードトロンボーン、サードトロンボーン、バストロンボーン(ベーストロンボーンとも言います) と並んでいます。 向かって右側のトロンボーンは、低音を受け持つため、通常のテナートロンボーンより大きな、バストロンボーンを使っています。


トランペットは、左から、セカンドトランペット、リードトランペット、サードトランペット、フォーストランペット の順です。 このセクションだけは、全て同じ楽器ですね。


 


向かって右側には、バリトンサックスとバストロンボーンがいるわけですが、これは同じ低音を受け持つ楽器が並んでいた方がやりやすいからなんです。


二つの楽器とも、自分のセクションと違うことをやることが多いんですね。


ベースと同じフレーズだったり、バリトンサックスがトロンボーンセクションと同じことをやったりします。


まっ、これはアレンジャー次第ですが、低音楽器を上手く使いこなすアレンジャーは好きですね。


 


今日は、ビックバンドの秘密? 座り方に決まりはあるの? というお話でしたが、ビックバンドの不思議が少し分かっていただけましたか?


次回は、サックスセクションの話をもう少し詳しくお話しいたします。


 



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おたすけおじさんの Q15タンギングのとき下あごに力が入ってしう お話

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おたすけおじさんの Q15タン...

2004.10.25 今日は、Q15タンギングのとき下あごに力が入ってします のお話をいたします。


 


おたすけおじさんの Q15タンギングのとき下あごに力が入ってしう お話


 


こんにちは サックス奏者の皆様


先週は、ビブラートお話をしました。 奇麗なビブラートをかけるのには、練習です。 先週日曜日に久しぶりにリードアルトサックスを吹きましたが、テナーサックスと同じ間隔で行なうと、ビブラートが大きくなってしまいますので、慣れるまで少し時間がかかりました。 ソプラノやアルト、テナー、バリトンサックスと種類がありますが、音の高い楽器になればなるほど、ビブラートのかけ方に注意しないと、演歌サックスになってしまいます。 逆に音の低い楽器では、音程差の少ないビブラートでは効果が出ないということになります。 演歌サックスを、悪いといっているわけではありませんよ。 私は生カラオケで演歌をやることもありますが、メイッパイ音程差を持たせたり、ゆったりしたビブラートで、雰囲気を出して吹くのも大好きです。 有名なサムテイラー、シルオースティン素晴らしいテナーを聞かせてくれます。


さて、今日は以前ハーフタンギングの質問をいただいたNackさんから、お友達の代理質問が来ましたのでご紹介いたします。


 


Q15 タンギングのとき下あごに力が入ってしまいます。


知り合いの方で、サックスを始めたばかりの方なのですが、「タンギングする時に、下顎に力が入りすぎてしまい、下唇噛み切りそうな勢いなのですが、どうすれば改善できるでしょうか? 唇の脇をきゅっとなるべくしめようと意識すればするほどがっつり噛んでしまいます。」


というお悩み相談がありました。


タンギングの話は以前数回にわたり詳しくご説明がありましたが、この方の場合、下顎に力が入りすぎてしまう点からも基本のアンブシュアとの関係が深いと思いますので、その辺を含めてアドヴァイスいただければと思います。 よろしくお願いいたします。


 


A : タンギングするときだけ、下あごに力が入るのであれば、タンギングは舌で行なうことを理解されていないのかもしれません。


下あごを上げてリードの振動を止めているようでしたら、それは間違いだということを分かっていただかないといけないですね。


アンブシュアは一定にして、舌でリードの振動を止めるんです。


その方法は、人によってやりやすい方法が違いますが、舌先、舌の先の方で行ないます。


舌先よりも、舌の先から少し後ろあたりで、タンギングをしている方が多いと思います。 私はこの方法です。


タンギングの話は、9月25日のブログから書いてありますので、そちらを読んでみてください。


 


次に、タンギングだけではなく、音を出すときからマウスピースを噛んでしまっている場合のことをお話ししたいと思います。


知り合いの方は、クラッシック系をやりたいのか、ジャズ系なのか分かりませんが、唇のサイドを締めようとしていると言うことは、シングルリップでクラッシック系の方だと思います。


もし、マウスピースを噛むようにしているのなら、どのジャンルの奏法でも、基本的に間違っていると思います。


クラッシックの方でも、音を一定に出すために、開きの狭いマウスピースでアンブシュアを一定にしていますが、コントロールがきかないので、決して強く噛むことはしていないです。


下唇はリラックスさせることが大切ですね。


クラッシックの方でアンブシュアを安定させるために、唇を横にひくような教え方をする先生もいるかもしれません。 クラリネットをやっている方に多いです。 実は私も最初クラリネットをやったので、同じような奏法をしていた経験があります。 その後ファットリップに変えましたが、慣れるまではとても大変な時間を費やしました・・・


サックスの場合は、マウスピースもリードも大きいし、マウスピースとリードの開きも大きいので、あまり噛む必要はないと言うことを、理解することがまず必要です。


強く噛む弊害として



リードとマウスピースの開きが狭まり、特に低い音が出なくなります。


・音程の調製、ビブラート、音色の変化など、音のニュアンスが付けられなくなります。


・音色が豊かになりません。


などの弊害があります。


たぶん唇が痛くて、醤油やお茶もヒリヒリして飲めないのではないでしょうか? 始めた頃の私がそうでしたので・・・


噛まなくても音が出ることを、まず意識して、理解することが必要ですね。


歯をマウスピースに当てないで吹いても、音が出てしまうのがサックスですので、唇だけで吹けることを試してもらっうのも一つの方法かもしれません。


 


他の原因として、


今まで何人かの質問にもありましたが、楽器がふらつくのを
口で支えてしまっている
ことも考えられます。


楽器の持ち方もチェックしてみてください。


ストラップの長さから、楽器の持ち方まで、以前ブログにも書きましたので、読んでみてください。


 


一番よい方法は、プロの方に実際に見てもらい教わることです。


始めたばかりの頃は、楽器の扱いも、基本的な持ち方も、吹き方もよく分からないと思いますので、全体的に見てもらえる教室に通ってプロの方に教わるのが上達の早道です。


サックスは、とても奥の深い楽器ですので、長〜く楽しめます。 最初がとても大切ですので、是非プロの方に教わるようにしてください。


独学で練習していると変な癖が付いてしまい、私のように遠回りしてしまうことが多いです。


 


どの項目が当てはまっているのか分かりませんが、サックスをこれから楽しむためにも、いろいろと研究して無理のない方法を試してみてくださいね。


 


今日は、タンギングのときに下あごに力が入ってしまう というご質問でした。


次回は、また質問が来たときにお話ししたいと思います。


 



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ご注意 : ここでお話しすることは、私のジャズサックス人生での経験上のことですので、全てが正しいとは限りません。 いろいろなやり方・奏法・考え方がありますので、参考程度に読んでください。 とは言っても、経験上で間違ったことを書くつもりはありませんのでご安心を皆様からのご意見も取り入れて、私も勉強していきたいと思いますので、温かく見守っていただければ幸いです。 * サックスを習っている方は、講師・先生の教えを優先してくださいね。 (このブログの内容にも著作権があります。 内容をコピー・転載するときは、 woodwind@tobikiri.net  ← ここをクリックしてメールでご連絡してください。)


 



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おたすけおじさんの ビブラート のお話 その3

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おたすけおじさんの ビブラート...

2004.10.21 今日は、ビブラート その3 のお話をいたします。


 


おたすけおじさんの ビブラート のお話 その3


 


こんにちは サックス奏者の皆様


昨日は、ビブラートの付け方をお腹からの息で行なう方法と、喉や舌で行なう方法をお話しいたしました。 あまり一般的ではない方法でしたね。


今日はビブラートをかけるときに、基本の音に対してどのように付けるか、その種類を3つお話しいたします。 このお話は、友達と話すとよく論議になります。


では、上の図を見てください。 横線が基音です。 ピアノキーでA=442Hzとしたら、横線が442Hzのところです。 Hzというのは、1秒間に波がいくつあるか、ということを表します。 これが884Hzになるとオクターブ上がったAの音です。


基音より上の部分は音程が高くなり、下の部分は音程が低くなっていることを表します。 ビブラートは、音程を上下させることなんですね。


そして波の幅は、振幅を表します。 この図では、一定にしていますが、この幅が広がるとゆったりしたビブラートになり、狭くすると、細かいビブラートということになります。


ですから、ビブラートは、音程の上下と振幅で音に色づけしていることになりますね。


 


● ビブラートをかけるのは上・下どっち?


1.基音に対し上下にかける


図の 【中心】 と書いてあるやり方です。


ロングトーンをして、下あごを上下または前後ろに震わせて行ないます。


基音に対して上下にビブラートを付けていますので、音程が正しく、明るめのビブラートに聞こえます。


 


2.基音に対し上にかける


図の 【上】 と書いてあるやり方です。


ロングトーンをして、その状態から下あごを上に震わせて行ないます。


基音に対して上にビブラートを付けていますので、音の中心が上がり、音程は上ずったように聞こえます。 曲想によっては、このビブラートが合うものもあります。


 


3.基音に対し下にかける


図の 【下】 と書いてあるやり方です。


ロングトーンをして、その状態から下あごを下に震わせて行ないます。


基音に対して上にビブラートを付けていますので、音の中心が下がり、音程が下がり暗い感じに聞こえます。 マイナーな曲やバラードなどには、とても合うビブラートです。


 


このビブラートのかけかたは、賛否両論です。 どれが正しいということもないと思います。 正しいのは、その曲想に合っているかどうかです。 聞いている方が、気持ちよく聞こえれば、それが正解だと思いますね。


プロが演奏しているCDをよーく聞いてみてください。 とても多彩なビブラートを使い分けていることが分かると思います。


 


● ビブラートの細かさ(振幅)について


ビブラートの振幅は、アンサンブルのような複数の人で行なう場合は、振幅を一定にする必要があります。 一人だけ違う振幅でやったり、途中からビブラートをかけたりするのはやめましょう。 ただしリードの人が、途中から付けようと決めた場合は、リードの人に合わせるようにしてください。


ダンス音楽などは、全員で細かくかけると奇麗です。 テンポが速い曲は、早いビブラート、テンポの遅いバラードなど場合は、ゆったりとかけると雰囲気が出ます。


テンポにあったビブラートを心がけましょう。 8分、3連符、16分 などでつけてみてください。


その曲、そのフレーズに合うビブラートをいろいろ研究してみてくださいね。


 


● ビブラートの音程の幅について


ビブラートをかけるときに気をつけるのが、どれだけの音程の幅で行なうかです。 よく大きな音程差を使ったビブラートをしている人がいますが、演歌のように聞こえてしまいます。 逆に言うと演歌のときは、この幅を大きくとるとそれっぽく聞こえます。


低音ではあまり気になりませんが、高音で振幅を大きく取ると、音がうねっているように聞こえますので気をつけましょう。 これは録音するとよく分かります。


ソロの場合は、好きにビブラートをつけて良いです。 途中からビブラートをつけたり、振幅を大きくしたり細かくしたり、曲想と自分のイメージに合うようにつけてください。 自分の演奏したものを録音して聞いてみましょう。 おかしいと思ったら、ビブラートを変えてみてください。


やはり、曲想にあったビブラートが大切ですね。


 


ビブラートお話は、ここまでです。


週末はブログをお休みさせていただきますので、来週、またお会いいたしましょう!



 


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おたすけおじさんの ビブラート のお話 その2

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おたすけおじさんの ビブラート...

2004.10.21 今日は、ビブラート その2 のお話をいたします。


 


おたすけおじさんの ビブラート のお話 その2


 


こんにちは サックス奏者の皆様


昨日は、ビブラートの付け方を下あごを前後に動かす方法と、上下に動かす方法をお話しいたしました。 ビブラートは慣れることが大切ですし、ソロで吹くときは曲想やフレーズによって、感情がおもむくままに意識しなくても自然にできるようになってくださいね。


今日は残りの2つの方法をお話しいたします。


では、ビブラートのお話にいきましょう。


 


● ビブラートの付け方は?


3.お腹からの息で付ける


お腹から出す息に強弱を付けてビブラートをかける方法です。 フルートを演奏している人はおわかりになると思いますが、フルーティストはこの方法で奇麗なビブラートをかけて演奏している人がたくさんいます。 ルータバキンさんは、この方法で時々奇麗なビブラートをかけて演奏しています。 バラードのようなゆったりしたビブラートにはよいかもしれませんね。 サックスで行なうのは難しいですが、息の圧力を使いますので、良い練習にもなると思います。


練習方法は、ロングトーンをしながら、ゆっくりとお腹の圧力だけを使ってビブラートをかけ始めます。 そして徐々にビブラートを細かくしていきます。


コツは、腹筋を意識して行なうのですが、腹筋の内側を使うようなイメージで行なうとやりやすいかもしれません。 慣れてくると意識しないでもできるようになります。


サックスの場合は、昨日話した下あごを使う方がやりやすいですが、ゆっくりしたテンポの曲やバラードなどで使うと、イメージに合うビブラートがかけられると思いますので、いろいろ試して、ビブラートの種類を増やしてください。


 


4.喉や舌を使ってビブラートをかける


歌うときにかけるビブラートは、声帯がある喉を震わせます。 声を出してビブラートをかければ分かると思いますが、これを使う方法です。 グロー(声を出しながら音を出す奏法)のときにはこの方法でビブラートをかけることができます。


他にも、舌の奥の方を上下に振るわして、息の流れを揺らし、ビブラートをかける方法もあります。


これはノーマルな方法ではないですが、トリッキーな効果を出したいときには面白いかもしれません。 リードを使った方法以外にも、息を揺らす方法でビブラートがかけられるということですね。


実際の演奏ではほとんど使わないと思いますが、こんな方法で音程を揺らす方法もあるんです。


 


今日のお話は、ここまでです。



次回は ビブラートの付け方 その3 として、ビブラートを基本音に対してどのようにかけるか、をお話ししたいと思います。


 


 


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おたすけおじさんの ビブラート のお話 その1

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おたすけおじさんの ビブラート...

2004.10.20 今日は、ビブラート その1 のお話をいたします。


 


おたすけおじさんの ビブラート のお話 その1


 


こんにちは サックス奏者の皆様


昨日は、質問の中にあった、弱いタンギング、強いタンギング、使い分け方法 について私なりのお話しをいたしました。 音の止め方の重要性もお話ししましたね。 本当に音の出だしは気をつけるけど、音の止め方がいい加減で、アンサンブルがめちゃめちゃになっているバンドも多いです。 同じ1泊でもどこまで音をのばして止めるかは、セクションのリードの人に合わせますが、バンド全体で同じフレーズのときは、話し合って決めましょう。


さて、今日はビブラートのお話をします。 ビブラートのかけ方は、たくさんありすぎて書ききれないくらいです。 一人で吹くソロの場合や、アンサンブルでビブラートをつける場合、曲想によってもビブラートは違うし、いろいろなビブラートができると、とても表現力が豊かになります。


アンサンブルでつける場合は、全員で同じビブラートをかけるようにするととても奇麗ですね。 皆さんが知っている有名な曲では、グレンミラーオーケストラの『ムーンライトセレナーデ』や『真珠の首飾り』があげられます。 クラリネットリードでテナーサックスがオクターブユニゾン、残りのアルトサックス2本とテナーサックスがその間のハーモニーをうめています。 他にもダンス音楽 といっても六本木のクラブでやっているものではなくて、社交ダンス系のものです。 スイング時代のビックバンドは、とても奇麗なビブラートを聞かせてくれます。 ホテルなどでは、カクテルミュージックというレセプションの前のドリンクを楽しんでいるときなどに、ビックバンドで会話を邪魔しないBGM的に流す音楽のことを言いますが、このカクテルミュージックはビブラート命で、とても繊細なビブラートを要求されます。 このような音楽は、ビブラートが下手なリードアルトサックスには仕事が来ないです。 小さな音で奇麗なビブラートを全員でつけて歌い上げます。 クラッシックの方のビブラートはとても洗礼されたビブラートをかける人が多いですね。 勉強になります。


では、ビブラートのお話にいきましょう。


 


● ビブラートって何?


ビブラートとは、音程を上下に揺らすことです。


この揺らす音程の幅や、揺らす間隔・スピードをいろいろと変えて、音にニュアンスを与えます。


ビブラートを付けることによって柔らかい音に感じたり、ムーディにかけたり、泣いているような感情を表したり、たくさん種類がありすぎて書ききれませんが、これは演奏表現力を上げるために必須項目です。 ジョンコルトレーンというジャズテナーの神様がいます。 よくノンビブラートで吹いていると言われていますが、とんでもないです。 たくさんのビブラートの種類を曲の中で使い分けて吹いています。 ノンビブラートでまっすぐに吹けないといけませんが、それができるようになったらビブラートの練習をしっかりとしましょう。


 


● ビブラートの付け方は?


ビブラートを付ける方法として4つあげてみます。


1.下あごを上下に動かしてビブラートを付ける方法


この方法は、ビブラートのコントロールがしやすくて、振幅のの小さなものから大きなビブラートまでかけることができます。


練習方法は、出しやすい音でロングトーンを行い、ゆっくりと下あごを上下させます。


始めはゆっくりしたテンポで8分音符ビブラートをかけてみて、慣れてきたらテンポを上げていきます。 次に3連符のビブラートでテンポを上げていきます。 次は16分音符で行ないます。


必ずテンポにのって練習してください。 曲の中でもテンポにあったビブラートを付けることによって、リズムがはっきりしてきます。 ダンス音楽では、3連符が基本だと教わりましたが、曲に合うビブラートを探してみてくださいね。


アンサンブルでは、基本的にユニゾンでのビブラートは行ないませんが、ユニゾンでもビブラートを付ける場合もあります。 ハーモニーは、ビブラートを付けることが多いです。 いずれにしても、メロディーラインを吹いている人が付けたら、同じ振幅で付けましょう。 そのためにいろいろなビブラートの振幅やスピードを練習する必要があります。


2.下あごを前後に動かしてビブラートを付ける方法


下あごを上下ではなく前後に動かす方法ですが、この方法はあまり大きな振幅のビブラートができませんが、1.と同じ練習をしてみてください。


コントロールができればどちらでも良いのですが、繊細なビブラートはこちらの方がやりやすいかもしれませんね。


 


 


今日のお話は、ここまでです。



次回は ビブラートの付け方 その2 として、残りの2つの方法をお話ししたいと思います。


 


 


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ご注意 : ここでお話しすることは、私のジャズサックス人生での経験上のことですので、全てが正しいとは限りません。 いろいろなやり方・奏法・考え方がありますので、参考程度に読んでください。 とは言っても、経験上で間違ったことを書くつもりはありませんのでご安心を皆様からのご意見も取り入れて、私も勉強していきたいと思いますので、温かく見守っていただければ幸いです。 * サックスを習っている方は、講師・先生の教えを優先してくださいね。 (このブログの内容にも著作権があります。 内容をコピー・転載するときは、 woodwind@tobikiri.net  ← ここをクリックしてメールでご連絡してください。)


 



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