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Brog of Jazz Saxophone

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ティオラポン・タイ古式マッサージスクールのホームページです。

ご自宅がスクールになります。

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◆チャーリーパーカー

チャレンジングクラブ◆

 


◆ Charlie Parker Challenging Club ◆


(通称”CPCC”) は、チャーリーパーカーの演奏を学び、自己の音楽表現を向上させようというサックスプレーヤーの集まりです。

2005年3月12日に石森管楽器地下ホールで発足会を行ない産声を上げました。

参加はサックスをこよなく愛し、チャーリーパーカーを学びたい方ならどなたでも大歓迎です。

CPCCに興味のある方はHPで詳細をご確認ください


→ CPCC HP ←


◆ お世話になっているサックス販売・修理専門店 ◆


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→ 石森管楽器 ←


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CDやDVDの検索、曲名、ミュージシャン名を入力してください。

Amazonで検索ができます。




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今日の練習

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こんばんは サックスプレーヤーの皆様

今日も4時間ほど練習をしてきました。
リードを変えたら、とても調子が良かったですね。
リガチャやリードの裏が濡れていることが今までも時々ありましたが、マウスピースとリードの間に隙間があるために、回り込むのだと思います。
こういう時は、こもったような抜けの悪い音になるし、リードが鳴りづらいため、圧力も使います。

リードを変えてクロマチックウォーミングアップを始めました。
3日間吹いていたこともあると思いますが、音が出しやすかったですね。

リードを変えて最初から調子がよい時は、リードが柔らかめの時が多いです。
私は石森リードの3半を使っていますが、今日のは少し柔らかめでした。
昨日まで使っていたリードは、固めのやつで気に入っていましたが、このリードはあまりもたないかもしれませんが、こればかりは仕方ないです。
リードの先をリードカッターで切る方法もありますが、もう少し柔らかくなったらやってみようと思います。

この年末年始休暇のうち楽器を吹かなかったのは、大晦日と元旦だけでした。
今年は良いスタートが切れました。

さて、明日は本業の仕事始めです。

ゆっくり寝ていた朝も早く起きなくてはいけないので、今日はこのへんで

#TV #ドラマ #ビデオ #映画 #音楽

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クロマチックウォーミングアップについて

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こんばんは サックスプレーヤーの皆様

今日3日も3時間ほど練習をしてきました。
あまり調子がのらなかったですが、リードを外した時にリガチャとリードの裏が濡れていたので、リードが歪んできたのを知らずに無理に吹いていたかもしれません。
もうリードの変え時ですね。
明日は新品リードを使わないと・・・

さて、昨日UPしたクロマチックウォーミングアップ方法はご覧になったでしょうか?
今まで頭で考えて練習していたことを譜面として見てみると、ただの半音階の羅列ですね。

クロマチックなので半音階なのですが、譜面にすると#bがややこしそうに見えます。

3連符以上のものは、一つのパターンで、出だしの音が半音ずつ下がっていくか、上がっていくかの違いしかありません。

いろいろなパターンを作って同じようにやってみるのも良いと思います。

私は楽器を持った時に、このようなことを基本的に1時間やっていますが、その日の調子によりパターンを変えます。
週末サックスプレーヤーは特に必要ですね。
毎日吹けるのなら、1時間はいらないかもしれません。

楽器を持ったら、始めの全音符は必ず行ないますが、体もアンブシュアもリードも楽器を鳴らす態勢体勢にないので、調子を見ながら何回か繰り返しています。
アンブシュアがしびれたり、息が続かない時は途中で深呼吸です。

また、調子が良くない時は、3拍半のパターン、3拍パターン、2拍、1拍半と徐々に音の長さを短くして調子を上げていきます。

だいたい5連符あたりから調子が出てくるので、30分はかかりますね。

8連符あたりになると、恍惚の境地に入っていて、声をかけられても全く気がつかないくらいになっています。(笑)

最近は、ただ吹くだけではなく、イーブンのノリやスイングのノリで練習もしています。
4分音符の時には、8分や3連符のビブラートを付けたりもしていますね。

タンギングはしないで(舌はつかない)3連符の時に、1つ目の音、2つ目の音、3つ目の音と強調する音を息でコントロールして出す練習もしています。
これは慣れてから行なった方がよいですね。

半音階のパターン練習ですが、やりづらい指やBbをどのように押さえるか、テーブルキーやサイドキーを使う音がやりづらいことが良く分かると思います。
この練習の時は、中音のBbは右手サイドキーを全て使っています。

メトロノームを鳴らすと、やりやすい所は早くなって、やりづらい所は遅くなってしまうことが良く分かります。

これがこの練習では大切なところです。

指癖をなくすこと、メトロノームで正確な指使いをできるようにすることも、この練習のテーマになっています。

では、続きは次回に

#TV #ドラマ #ビデオ #映画 #音楽

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アルトサックス初練習

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こんばんは サックスプレーヤーの皆様

お正月はどのようにお過しですか?
私はお餅が好きなので正月は大好きです。
初売り福袋目当てのせいか、今日は裏道まで混んでいて、思いのほか練習場まで時間がかかってしまいましたが、3時間初練習をしてきました。

もちろん誰も来ていない会社の食堂ですが、気持ちよかったですね〜
お正月なので、いつもお世話になっている保安の方にお酒を1本置いてきました。

今日の練習は、いつものクロマチックウォーミングアップをたっぷり1時間吹いて、メジャースケール、今年課題のマイナースケール、アルペジオの練習をしました。
ここまでで2時間くらいです。
あとは、パーカーの練習をして、ビックバンドの譜面も少し練習して3時間で今日の練習を終わりました。

以前もクロマチックウォーミングアップ方法について書いたことがありますが、この練習方法を譜面にしましたので、皆様へのお年玉として公開いたします。
興味のある方はダウンロードしてみてください。
PDFファイルになっています。

→ クロマチックウォーミングアップ方法 ←

説明しないと分らないこともあると思いますが、疑問がありましたらこのブログにご質問ください。

#TV #ドラマ #ビデオ #映画 #音楽

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あけましておめでとうございます。 サックスプレーヤーの皆様

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あけましておめでとうございます...
あけましておめでとうございます サックスプレーヤーの皆様

2006年も今日からスタートです。
今日の晴れやかな気持ちで、今年一年を楽しく過ごしていきたいと思います。

新たな出会い、新たな刺激、とても楽しみです。

サックスについても、去年より少しでも上手く演奏できるように、今年も1年間楽しく練習していきます。

今日は皆様へのWeb年賀状を表示してみました。
私の使っている15万番台アメリカンセルマーマーク?の彫刻部分を並べたものです。

Good Jazz
Good Sound
Good Technique
Good Music

素敵なJazzを,良い音で,楽器を使いこなし,素晴らしい音楽を演奏したいものですね。

今年もあせらず地道に楽しく取組んでいきますので、皆様よろしくお願いします。

  2006元旦

#TV #ドラマ #ビデオ #映画 #音楽

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X''''masプレゼント企画 David Sanborn Clinicの概要 7

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こんばんは サックスプレーヤーの皆様

今日は大晦日 まだ掃除の途中ですが・・・
今年一年、更新もままならない時もありましたが、このブログをご覧になって頂いた皆様に感謝申し上げます。
ありがとうございました。

私はこの1年アルトサックスに没頭した年でした。
慣れないアルトで思うようにいかず辛い時もありましたが、ブログの仲間、バンドやCPCCの良い仲間にも恵まれ、刺激を受けながら、ほとんどの休日を楽器や音楽で過ごすことができました。
社会人になってから、こんなに練習した年はなかったように思います。

チャーリーパーカーには、毎日聞いてよく練習してお世話になりました。
パーカーを9曲も覚えられるとは思いませんでしたが、緊張感の中で演奏をしてきたことは、楽器を吹く上で有形無形いろいろと勉強になったと思います。
暗中模索の中、自分なりに考えて個人練習をしてきて、まだまだ不十分なところは沢山ありますが、基礎練習の大切さを身をもって感じています。

先日アメリカのサクスホーンマスターSteve Wilkerdonと言う方のクリニック&コンサートのDVDを見ましたが、もの凄く上手く、いろいろなスタイルを自在に吹きこなしていました。
この人はどのような練習をしてきたんだろうと思うような素晴らしいテクニックと、その名のとおりサックスをマスターした人です。
機会がありましたらご覧になってください。

世の中には、沢山のサックス愛好家、演奏家がいますが、皆さんもその一人、私もその一人です。
サックスの楽しみ方はいろいろですが、私はこれからもプレーヤーでいたいと思います。
そのための練習、勉強は楽しく真剣に行なっていきたいですね。
終わりのない楽しみが音楽だと思います。
Sax No END ですね。

さて、最後のDavid Sanborn Clinic のお話しにいきましょう。


質問6 大きい音を出すための呼吸法とかコツがあったら教えてください。

David Sanborn
まず、良いマウスピース、リード、楽器を用意します。
私はまっすぐ立って、ストラップを短くし、楽器の位置を高くしています。
そうすることで喉が開き、口が開いた状態になります。
クラリネット奏者ほどではありませんが、似たような形ですね。


質問7 サンボーンさんは音は出している状態だけが大切なのではなく、影の部分も重要だ、とおっしゃっていましたが。

David Sanborn
音の出を待つ状態ですね。(休符の部分)
単なる沈黙ではない、何かが継続している、ということ。
次に来るものへの予感、緊張、ひとつの音の終わり方、次の音の始まり方、そこに沈黙の意味があります。


質問8 いつもネックがグラグラしているようですが、それはファズトーンを出すための方法か何かですか?
また、ハリソンのリガチャーのひとつがゆるゆるのようですが、それもファズトーンを出すのに一役買っているのではないですか?

David Sanborn
ハリソンの手前のネジはたいてい緩めています。
これはリードの振動を良くするためです。
リガチャーはかなり奥の方へ付けていますが、その方がリードの振動がいいような気がするからです。
もちろんリードの状態にもよっては、きつく締めています。
ネックはもうこれ以上広げられないからです。

−終了−


今月は900人以上の方に見て頂きビックリしています。
これでこの企画は終了ですが、楽しんで頂けたでしょうか?
2006年もこのブログが消えないように更新していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 ◆ 楽しいサックスライフを ◆

#TV #ドラマ #ビデオ #映画 #音楽

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X''masプレゼント企画 David Sanborn Clinicの概要 6

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こんばんは サックスプレーヤーの皆様

大掃除は皆さん終わりましたか?
今年は年末の休みが少ないため、私はなかなか終わりません・・・
と言いながら30日も2時間半ほど練習をしました。
昨日CPCCの集まりがあったのですが、時間を間違えてしまい練習してから行く予定が、気がついたら遅刻する時間になっていたので、あわてて家を飛び出しました。
結局その時間も勘違いしていて30分早くスタジオに着きましたが、練習をほとんどしない状態では納得する演奏ができなかったですね。
やはりウォーミングアップの時間は十分に必要だと思いました。
今年最後のサックスを納得いかないのもしゃくなので30日にも練習してきたんです。
ウォーミングアップを十分すると楽器も良く鳴ってくれます。
毎日吹けない週末プレーヤーだからこそウォーミングアップは大切ですね。

さて、David Sanborn Clinic のお話しにいきましょう。

質問5 音楽家として、サンボーンさんが最も大切にしていること、ソロを演奏する上で心掛けていることを教えてください。

David Sanborn
情感的にも知的にも刺激的であること、全身全霊で打ち込み決して自己満足しないこと、謙虚であることですね。
音楽にはゴールはありません。
常に学ぶべき新しいこと、違ったこと、があるのです。

全ての技術的問題を乗り越えたとしても、そこからまた新しい疑問が出てきます。
音楽には意味がなければならない。
聴く人に伝えるものがなければならない。
表現に意味がなければならない。


なんか凄く哲学的なことのようですが、志はこのように持たないといけないんでしょうね。
素直に取組み、自己満足ではなく演奏している音楽を相手に伝えることなのでしょう。
私の場合それ以前の問題が沢山ありますが、一つの音だけで何か伝えられるように来年も基本を大切に練習していきたいと思います。

 では、このへんで

#TV #ドラマ #ビデオ #映画 #音楽

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X''''masプレゼント企画 David Sanborn Clinicの概要 5

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こんばんは サックスプレーヤーの皆様

このプレゼント企画を行なっているせいか、今月このブログをご覧になった方が850名を超えています。
先月までは、あまり書き込みをしていなかったのでアクセスも少なかったのですが忘れられていなかったようで嬉しいです。
このブログはアメリカのサイトなので、Yahooなどの検索エンジンに引っかかりづらいので、どなたか宣伝でもしてくれているんでしょうか?
いずれにしても反応があると嬉しいですね。

では、David Sanborn Clinic のお話しにいきましょう。


質問4 ペンタトニックスケールの練習法を教えてください。

David Sanborn
全てのキーでひたすら練習してください。
ただやり過ぎには気を付けてください。
ペンタトニックの多用には問題も出てきます。
四度進行やパターンで練習してみるといいでしょう。
それから、ピアノの練習をするといいですね。
ピアノをやることで、サウンドの多くのミステリーが解決します。
コードチェンジ、代理コード、コード進行上でのヴォイシング、あるいはデイミニッシュドコード上での違ったアルペジオ奏法など。
学び続けるのです。
そしてそれを自分の練習に取り入れるのです。


ディミニッシュトコード、ドミナントセブンス、C7などいろいろなペンタトニックを練習すると良いようですね。
私が注目したのは、『学び続けて、それを練習に取り入れる』というところです。
私もこの1年間でウォーミングアップでの基礎練習方法も、少しずつ自分で考えて変ってきていますが、来年は苦手なマイナースケールやアルペジオを取り入れてバリエーションを増やしていこうと思っています。
地道な練習が上達の早道だと信じています。

 では、今日はこのへんで

#TV #ドラマ #ビデオ #映画 #音楽

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X''masプレゼント企画 David Sanborn Clinicの概要 4

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こんばんは サックスプレーヤーの皆様

仕事納めも近づき慌ただしいです・・・
皆様はいかがですか?

クリスマスも終わったし、X''masプレゼント企画の題名もおかしいですね。
年内には全てお伝えできるので、このままにしておきましょう。


さて、早速クリニックの続きです。
今日の質問は、以前このブログでも話したことがある内容です。
さてサンボーンはどのような回答をするのでしょうか

質問3 サンボーンさんに憧れてサックスを始めて、セッティングも同じようにしているのですが同じような音が出ません。
何かコツがあったら教えてください。

David Sanborn

実はこれは興味深い問題で、まずセッティングは自分に合ったものにしなければなりません。
哲学的な問題にするつもりはありませんが、まず最初に、あなたが何を求めているかを明らかにしなければなりません。
そしてそれを実現するための楽器を選び、マウスピースを選ぶのです。

例えば、私は若い頃、フィル・ウッズに憧れていました。
彼が演奏するところをしっかり見ました。
セルマーを吹いていました。
いい楽器ですし、90%の人はセルマーを吹いていますから。
メイヤーのマウスピースを使っていました。
私も使ってみました、何回も何回も試してみました、でもダメでした。
私には向いていなかったのです。
そして気付いたのです、他人の真似をしていても、ある時点で自分自身の音を掴まなければならない、と。
そこで哲学的な問題に向き会います、「私は誰だ?」、「私は何を表現したいんだ?」、「私の個性は?」、そして「私は何故これをやろうとしているのか?」、と自問は続きます。
もちろんこれは、皆さんが私の真似をしてはいけない、ということではありません。


結局は、自分のやりたい音楽に合う楽器、マウスピース、リガチャ、リードなどのセッティングを自分で探すことが重要ですね。
他にもネックを変えるとか、楽器のメッキを剥がすとか、逆にネックにメッキをかけるとか、いろいろと改造はありますが、サックスは沢山のパーツがあるのでネジ1本変えても音が変りますので面白いですね。

あまりサックスオタクにならないようにして、練習中心に頑張りましょう!
ほとんどが楽器やパーツよりも、技量が問題の場合が大半ですからね。
基礎練習が大切です。
私も練習しないと・・・

今日はこのへんで

#TV #ドラマ #ビデオ #映画 #音楽

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X''masプレゼント企画 David Sanborn Clinicの概要 3

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こんばんは サックスプレーヤーの皆様

楽しいクリスマスも終わり、お正月の準備ですね。
昨日のクリスマスはビックバンドの練習をしてきました。
新曲を練習しましたが、最近アメリカで流行っているゴードン・グッドウィンのアレンジでCOUNT bubbaと言う曲です。
途中でノンリズムとなりサックス、トロンボーン、トランペットソリがあります。
いま練習の時の演奏を聴いていますが、16分音符がつながるような難しいフレーズもなく、ハーモニーも気持ちの良いアレンジになっています。
ただ音が多いので、体力がいる曲です。
アイススケートの最後に3回転のコンビネーションを入れた感じですね。

さて、David Sanborn Clinicを引き続き概要についてお話したいと思います。

質問2からですね。
ファズトーンの出し方を教えてください。
また、ライヴのサウンドでPA に気を配っていることがございましたら教えてください。
という質問です。

D.Sanborn
ファズトーン?オーヴァートーンですね。
その出し方は難しいですね。
私はリードをオーヴァーブローするんですが、ただ問題は、多くの人がそれをやり過ぎることです。
そういうのを聞くといやになってくる。
こういう音は感情の高まりを表現するもので、例えばヴォーカリストが感情の高まりとともに絶叫しても、表現する感情が伴わなければ意味がない。
マイケル・ゴードンのようにいつもそれをやっていると全く無意味になってしまう。
私が言いたいのは、私は前もってそういう音を使おう、とは考えていないということです。
結果としてそういう音が出る、ということです。

私はフィルのような音を出します。
フィルも時々オーヴァートーンを出しますが、いつもというわけではありません。
そしてそういう音が出ない時もあります。
それはリードが合わないからで、その時は諦めなければならない。
いずれにせよ、オーヴァートーンは一般的な演奏法ではないのです。
もちろん演奏の価値がない、と言うわけではありませんが、その音を出すには出す意味がなければなりません。
ご質問に対するお答えとしては、リードをオーヴァーブローして音を出す、ということです。

マイクはシュアーのSM98を使っています。
これには楽器に取り付けるスタンドが付いていますので、私のお気に入りです。
モニターに関しては、高音域と低音域を膨らませて、中音域は押さえるようにしています。
こうすることで、小石を水面に落としたように、音に芯が出てその周辺に倍音が拡がっていくイメージの音が得られます。
また中音域を押さえますとアタックがはっきりしますし、ピッチも取りやすくなります。
イフェクトに関しましては、たまにリヴァーブを掛けることはありますが、基本的には何も掛けない音が好みです。
できればPAすらない方がいいと思っています。


ファズトーンはオーバートーン(フラジオ)でのオーバーブローで出しているようですが、必然性があるからこのような音を出しているのですね。
ファズトーンばかりやっているプレーヤーは嫌いのようですよ。
ファズトーンは叫びのように私には聞こえます。
しょっちゅう叫ばれたらたまりませんよね。
以前このブログで出し方についての質問がありましたが、私はファズトーンは意識的に出せないので、今日のサンボーンの回答を参考にしてください。


今日はこのへんで・・・

#TV #ドラマ #ビデオ #映画 #音楽

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X''masプレゼント企画 David Sanborn Clinicの概要 2

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メリークリスマス サックスプレーヤーの皆様

David Sanborn Clinicを引き続き概要についてお話したいと思います。

今回のクリニックは質疑応答形式で行なわれました。
では、その質問と回答についてです。

質問1 エモーショナルな演奏をするために、何か気を付けていますか?

D.Sanborn
音楽とは「自分が何者であるか?」ということです。
私は50年代にはR&Bやジャズのサックスをたくさん聴きました。
ジャズサックス奏者がR&Bを演奏することも多く、テキサスから来たキング・カーティス、アーネット・コブ、イリノイ・ジャケーらはジャズとR&Bの垣根を取っ払いました。
ブルース・バンドのファッツ・ドミノやリトル・リチャードなども、サックスプレーヤーを自分のバンドに加えました。
もちろん、キャノンボール・アダレー、チャーリー・パーカー、ジャッキー・マクリーンらもよく聴いて、私の音楽の基礎になっています。
それら全てが私の現在の音楽に影響を与えていますが、共通しているのは、音楽をする喜び、でしょう。
フィル・ウッズは過去最高のサックス奏者の一人で、自分自身のスタイルを持ち、私は大変大きな影響を受けました。
私はフィルから色んなもの、特にフレーズを取り入れました。
非常にパーカッシヴな演奏をする人です。

サンボーンはフィル・ウッズから沢山のことを学んだようですね。
次はサックスをドラムのように演奏するメシオ・パーカーからも学んでいます。
サンボーンは、タイムを大切にして、リズムセクションにどう入り込むか常に考えているようです。
リズムセクションとの会話でしょうか

どのようなプロでもそうだと思いますが、サンボーンもいろいろなミュージシャンに影響を受けて、独自の音楽を追究している音楽家ですね。

今日はこのへんで・・・

#TV #ドラマ #ビデオ #映画 #音楽

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